JCBS2014・ビアワン グランプリ決定!「富士櫻高原麦酒 ラオホ」
2014年10月5日、東京・錦糸町のすみだ産業会館イベントホールで「Japan Craft Beer Selection 2014 Award─Beer1 GRAND PRIX(ビアワン グランプリ)」が開催され、「富士櫻高原麦酒 ラオホ」がグランプリに輝いた。同日、各部門賞(後述)も決定している。
同アワードはNPO法人 日本のクラフトビールを支援する会主催。「Japan Craft Beer Selection(JCBS)AWARD」の名称で2009年から続く国内クラフトビールのビアコンペティションだ。これまでは銘柄非公開の状態でジャッジがテイスティングする形式だったが、今回より規模を拡大、選定方法も変更になった。
まずはブルワー、酒販店、店舗、ビアジャーナリストなどのプロがエントリーノミネートされたビールをテイスティング、ジャッジする。さらに会場へ入場した一般消費者によるテイスティングと人気投票を敢行。ビアジャッジによる採点を加味し、ビアワングランプリを決定する流れだ。
ジャッジする内容は、アロマ、外観、フレーバー、マウスフィール、オーバーオール(総合)の5項目。
「エントリーされたビールの出来にややばらつきがあったように感じた。これまでブラインドでテイスティングしていたJCBSだが、今回は銘柄が判明している。ブランドのイメージが加味していることは否めないが、来場者の一般投票を取り入れたことでなされた変更としては“有り”だと思う」(JBJA会長・藤原ヒロユキ)
ノミネート(審査・投票対象)ビール数は56銘柄。19名のジャッジが審査し、一般投票有効数は273名・713票(*)だった。
*1人あたり最多3票まで投票可
■ビアワン グランプリ
同時受賞■部門賞:フレーヴァー&スペシャリティービール部門
富士櫻高原麦酒 ラオホ
■部門賞:ウィートビール部門
富士櫻高原麦酒 ヴァイツェン
■部門賞:ライトカラービール・スタンダード部門
伊勢角屋麦酒 ペールエール
■部門賞:ライトカラービール・ストロング部門
ヤッホーブルーイング インドの青鬼
■部門賞:ダークカラービール部門
飛騨高山麦酒 レッドボック
■部門賞:スタウト&ポーター部門
飛騨高山麦酒 スタウト
■部門賞:ストロングビール部門
飛騨高山麦酒 カルミナ
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。