ビールのネタ帳(19)日本の大瓶が633mである理由
知って飲めばますます美味しいビールのあれこれ。
パブで披露すれば今宵の主役はあなた!?
雑誌「ビール王国」から、ビールの小ネタをえり抜きでお送りします。
日本の大瓶が633mである理由(わけ)
多くの国でビールの大瓶は500mlにも関わらず、日本の大瓶は633mlと中途半端な数量。
これには1940年(昭和19年)に酒税法改正が関係しています。
当時のビールメーカーは各社まちまちの大きさの瓶を使用していましたが、ビールに税金をかけるに当たって用量を正確にする必要がでてきました。
流通していたビールの大瓶の用量は一番大きいもので643ml、小さいものが633ml。
「一番小さいものに合わせればこれまで使用していた瓶も使えるぞ」という理由で、一番小さいものに合わせて大瓶633mlになりました。
では、中瓶の500mlがどうやって決まったかといえば、ビール会社が当時のお金で100円になる容量として発売したのが、ちょうど500mlだったのです。
意外な理由ですね。
「パブで絶対にウケる! ビールのネタ帳」は雑誌「ビール王国」に掲載。
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