PMとAMの狭間に「AM:PM」―ビアレポート(115)
遅寝遅起きの私です。
書くことを仕事にしていると、と書くのは言い訳かもしれませんが、日付が変わる前に寝ることはほとんどありません。遅く寝る分、起きる時間も遅いので、睡眠時間としては極端に少ないわけではないと思います。ということは、単純に寝る時間を早めれば早起きして健康的な生活になるのでは…とも思いますが、なかなかそういうわけにはいきません。
そういうわけにはいかない理由のひとつがビール(ビールは悪くありません。私が悪いのです)。夜、パソコンに向かってラジオを聞きながらビールを飲むことが、楽しい時間でもあったりします。
今回のビールは、イギリスのソーンブリッジ「AM:PM」。
コンビニのような名前ですが、サブタイトルのように「ALL DAY IPA」と書かれています。ソーンブリッジの公式ウェブサイトにも「truly sessionable beer」と。ホップはシトラ、ネルソンソーヴィン、アマリロを使用しています。ソーンブリッジについては、こちらにも簡単に書いています。
グラスからはマスカットのようなやさしい香り。甘味は控えめで、鼻の奥のほうからはメロンのようなフレーバーも。やわらかいカーボネーションで、苦味は全体を通して弱め。後味はほとんど残らず、朝起きたときに最初に飲む水のようにクリアで染みわたる印象があります。
アルコール度数も4.5%とやや低めなので、休日には午前中から飲んでもいいかもしれません。私はPMからAMに変わる頃に飲んでいますが…。
【BEER DATA】
AM:PM
生産地:イギリス
醸造所:ソーンブリッジ
スタイル:IPA
アルコール度数:4.5%
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。