ビールのネタ帳(20)缶ビールは金属臭い?
知って飲めばますます美味しいビールのあれこれ。
パブで披露すれば今宵の主役はあなた!?
雑誌「ビール王国」から、ビールの小ネタをえり抜きでお送りします。
缶ビールは金属臭い?
「缶から直接飲むと金属臭い」という声よく耳にしますよね。
しかし缶から直接飲んでも、実際のところ金属臭はしないことは専門家のテイスティングでも実証されています。
缶の多くはアルミ製。内側は合成樹皮でコーティングされ、ビールと金属が触れないようになっています。
缶は銅と蓋部分に分かれていて、工場で胴体部分にビールを充填すると同時に、炭酸ガスを上からシュッと吹き付け瞬間的に蓋を巻いてしめています。
もし缶に詰められたくらいで金属の臭いがしてしまうのであれば、醸造所の熟成タンクも、ドラフトビールの樽も、金属が使えないことになってしまいますよね。
にもかかわらず、どうして金属臭を感じるのでしょうか?
缶から直接飲むと泡ができないので、炭酸ガスが刺激になっているのかもしれません。
ビールはグラスに注いだ時に炭酸が丁度良くなるように造られています。
一度グラスに注いで美しい泡を作って、ようやくビールが本当に完成するのです。
缶ビールを直接口にするのは手軽でいいのですが
グラスに注いで泡を作り目でも楽しみながら飲むのが一番おいしいく感じますね。
実はスゴイ、缶ビールのメリットは「ビール王国vol.7夏号」で詳しくご紹介しています。
こちらもご参照ください。
「パブで絶対にウケる! ビールのネタ帳」は雑誌「ビール王国」に掲載。
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