Tasting report No. 23 ベアレン クラシック
今年の日本外国特派員協会主催「世界に伝えたい日本のクラフトビール」コンテストで、最高賞を獲得。
大学時代から慣れ親しんできた味が表彰されたとなると、レポートを書かざるを得ません。
つい飲みたくなってしまいました、
【ベアレン クラシック】
何度も飲んでいますが、しっかりティスティングするのはこれが初めてでした。
注ぎます。
透き通った淡い琥珀色。泡立ち・持ち共に豊かです。
丸みのあるホップ・アロマ。レモン皮、シトラスなどのフルーティーさやフローラルな香り。それとモルト風味が低レベルで組み合わさり、清涼感を覚えます。
口に含んだ瞬間、ぶわっと広がるモルトの旨味。後半のホップ・フレーバーも、それによって穏やかに感じます。瑞々しさもあるミディアムボディ。
モルトとホップ、互いの甘味と苦味がほぼ同じタイミングで程良くまとまり、喉奥までストン。と落ちていきます。
雑味のない「透明感」かつビアスタイルを大切にした「明確なキャラクター」の両立は、ベアレンビールの醍醐味だと思います。
ぜひ、まだの方は一度。と言わず何度でも。
-Beer profile-
Japan Iwate Prefecture
株式会社ベアレン醸造所
ベアレン クラシック
Dortmunder
ABV 5.5%
麦芽・ホップ
株式会社ベアレン醸造所HP
http://www.baerenbier.com/
【Back Number】
Tasting report No. 22 こぶし花ビール ピルスナー
https://www.jbja.jp/archives/10707
お読み頂いた皆様に感謝を込めて。
佐藤翔平
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。