緻密に計算されたレシピから造り出される、様々なスタイルの味わい深いクラフトビールを造るデンマークのブルワリー、ミッケラー。特定の醸造所を持たないファントムブルワリーとしてもその名を知られている。

そのミッケラーの直営店がついに東京・渋谷にて８月22日17:00にオープンする。アジアではバンコク、今年6月にオープンしたばかりのソウルに続き3番目となる。

Mikkellerの創業者兼醸造家のミッケル氏とMikkeller Tokyoのハミルトン氏　Fugllen Tokyoで行われたキックオフパーティーにて。

気になるビールのタップは20種類で、ミッケラーのオリジナルビールとともに、日本国内の小規模醸造所が造るオリジナリティあふれる高品質なビールもセレクトするという。ボトルビールも合わせると80種類以上にもなり、すべてミッケラーの審美眼にかなった世界中の選りすぐりビールを楽しめるのだ。

タップハンドルにもMikkeller Tokyoならではのこだわり。20タップが楽しめる。

東京に直営店をオープンさせることは、ミッケラーの創業者ミッケル・ボルグ氏にとって、創業当初からの憧れだったのだという。「東京は、世界の中でもお気に入りの都市、世界で最もクールな都市だと感じています。もし家族の存在がなければ、エキサイティングな東京で毎日クオリティの高い料理や飲み物を楽しみ、東京の街を歩き回っているでしょうね」と語る。

東京でのオープンにあたって、パートナーにはノルウェーに本店を持つコーヒー＆カクテルバー「フグレン」が。店舗デザインはNorwegian Iconsで活躍する福田和貴子氏が担当。内装は「日本から見たデンマーク、デンマークから見た東京」がテーマで、有機的なデザインにするという。日本人から見るとデンマークのスカンジナビアデザインに感じ、デンマーク人から見ると東京を感じるデザインになるそうだ。そして、世界で活躍するバーテンダーであり、現在東京在住のハミルトン・シールズ氏が Mikkeller Tokyoのジェネラルマネージャーとなる。

ビールとともに、その国の食や文化などにも強い興味を持つミッケル・ボルグ氏だからこそ、Mikkeller Tokyoは東京のカルチャーシーンを動かす存在になるかもしれない。そして本国デンマークのコペンハーゲンでもそうであるように、世界中からビアギークが集まり、つながっていくハブのような存在になっていくだろう。

Mikkeller Tokyoの外壁には、Mikkellerのラベルにも度々登場するサリーが描かれている

Mikkeller Tokyoのオリジナルイラストが描かれたグラス

Mikkeller Tokyoの魅力は語り尽くせません。
引き続き随時お伝えしていきます。（福岡もも花）

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Mikkeller Tokyo（ミッケラートーキョー）
場所：東京都渋谷区宇田川町37-10
ウェブサイト： http://www.mikkeller.jp/
店舗面積：72㎡（アウトドアスペースを含む）
収容人数：約40名（アウトドアスペースを含むと約60名）
タップ数：20種類
ボトル数：80種類（今後増える可能性あり）
フード：国産チーズ、サラミ、ピクルスなどをセレクト