飲んで応援しよう「東北復興支援ビール 渚咲~Nagisa~」 完成!
岩手県釜石市の花、浜ユリをから採取された酵母が醸すビール「東北復興支援ビール 渚咲~Nagisa~」が完成。
11月20日にリリースされることが決まった。
震災後、岩手県にあるクラフトビール醸造所「いわて蔵ビール」は釜石市にある北里大学釜石バイオテクノロジー研究所と共同でビールを開発し、恩送りプロジェクトを行ってきた。
東日本大震災の一年後に発売された「東北復興支援ビール 福香(ふっこう)」ではの震災の瓦礫から救出された盛岡市の石割桜の酵母が使用されている。
今回の「渚咲~Nagisa~」は、同じく震災の被害を大きく受けた釜石市の花でビールを造ろうと、北里大学の釜石バイオテクノロジー研究所の協力のもと、沿岸に咲く浜ユリから酵母が採取された。
「渚咲~Nagisa~」の名付け親は釜石市市役所の職員だ。
地域の協力が生み出したビールである。
福香ビール同様、このビールも「恩送りプロジェクト」の一環として使用される。
このプロジェクトはビールの収益で三陸で復興・街づくり等で頑張っている企業の商品を購入し、次にビールを購入した人に商品をプレゼントするという循環型の復興支援だ。
日々目まぐるしくニュースが流れ、東日本大震災の記憶は遠ざかってしまっているように感じる。
しかし被災地ではいまだに痛みを抱えている人がいることを見落としてはいないだろうか。
復興をサポートしている「渚咲~Nagisa~」を飲むことで、継続して東北の元気を支援していきたい。
☆写真はすべて、いわて蔵代表佐藤航氏のブログ「蔵元だより」より
【問い合わせ】
いわて蔵ビール
http://www.sekinoichi.co.jp/
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