いちげんさん、いらっしゃい! 第1回 立ち飲み処 みなみ風
ビールに愛された皆さまへ!
初めて訪れる居酒屋やビアバーなど、遠慮しては入れない、なんてこと、ありませんか?
そこで、私がガイドとしてどのようにそのお店でふるまうべきか、確認したレポートをお送りしようと思います!
記念すべき第一回は神奈川県横浜市鶴見区にある、「 立ち飲み処 みなみ風 」。
2016年1月18日で6周年を迎える素敵な立ち飲みのお店です。
では、行ってみましょう!
京浜急行線生麦駅。一日平均あたりの乗降者数は 27997人/日( 2013年 )の、各駅停車駅です。
横浜駅から各駅停車で6駅、9分。
品川駅からは快特・急行を京急川崎で乗り換えて7駅、およそ25分。( 待ち合わせなどで変わります )
ここは私たちビールファンにとってエキサイティングでトレビアンな地!
なぜなら、キリンビール生麦工場があるから!
工場見学を楽しみ、Spring Valley Brewery Yokohama で新作ビールを堪能し、ほろ酔いで帰る…
…それだけではありません!
「 立ち飲み処 みなみ風 」にも寄っていきましょう!
え?駅から、こんなに近いの?!と、ビックリなさるかもしれません。
東口の階段を下りて、すぐのこの通りを歩いて、30秒もかからないですね。
さあ、中に入ってみましょう!
基本、立ち飲み屋ということなので、当然ながら立って飲みます!
( すいている時なら、カウンター下に置いてある折り畳み椅子を出して座れます。ちょっとした上級技! )
ドラフトビールはキリンビールを中心に扱っていて、きっちり丁寧にサービングしてくれるので、とにかく間違いなく美味しく飲めます。
キリンビールの季節限定(秋味、一番搾りとれたてホップ、グランドキリンシリーズのボトル)がいち早く仕入れられるので、それも楽しみの一つです。通年のハートランドやキリンブレビア、ハードシードルなどもボトルで用意されています。
※時期により提供されるビールの種類は異なります。
ほかにも日本酒なども名品が入ってきたりするのですが、私はビール以外なら「3冷ホッピー」がおススメ。冷えたジョッキにシャリシャリに凍った焼酎が入っていて、そこにキリリと冷えたホッピー。氷で薄まらないので、ずっとおいしいのです。
どれもこれも、焼き鳥や煮込みとベストマッチング!
マスターの堀内さんに、お話を伺ってみました。
はじめてきた「いちげんさん」にお店ではどう過ごしてもらいたいですか?
はじめての方もどのお客様も、お連れさんとゆっくり楽しんでもらってもいいし、初めて顔を合わせる人でも気軽にしゃべってワイワイ楽しめるのも、立ち飲みのいいところ。
また、一人で来てテレビを眺めながらお気に入りの一杯を傾けて気分転換するのもいいし、それぞれに、自分の時間を大切に使って頂きたいですね。
お店のイチオシメニューを教えてください!
ずっと焼き鳥屋、居酒屋で修行していたので、焼き鳥が看板メニューです。炭火で焼いていますし、塩もオリジナルブレンドでタレも何時間もかけて仕込んで、開店以来そのスタイルです。煮込みは6年間注ぎ足して煮込んでいるので、コッテリしすぎずアッサリでもない独特の味わいが人気で、良く出ますね。
近所のビール会社の社員さんもいらっしゃいますよね?
会社も社宅も近いですから、ブルワーさんや研究職の方、さまざまな職種の方にご来店いただいています。
2010年1月18日オープンなので、もう6周年を迎えるのですが、ありがたいことに、お客様には本当に恵まれていると思います。
取材当日も、ビール関連での研究職において、若手のホープと呼ばれる方が! 開発秘話を聞かせていただいたり、素人の素朴な質問を投げかけて教えていただいたり。
(別の日に訪れた時は、地方の工場からたまたまテイスティングに来ていたブルワーさんや、日本を代表するようなホップ博士とご一緒できるというラッキーもありました!)
こんな風に、偶然隣り合わせになった方と、濃くて深いビール談義が楽しめるチャンスがあるのも、この「みなみ風」の面白いところ。
ビアマニアにとって、超穴場なのです。
ビールが熱い生麦。昨年の秋には生麦のキングペリカン・みなみ風・あぼか洞の3店舗共同で「秋のビール祭りin 生麦」も開催され、多くのクラフトビールが楽しめました! 地元のビールファンも多く駆けつけ、ハロウィンの時期とも重なり、かなり盛況だったんですよ。
去年の「秋のビール祭りin 生麦」のご案内記事
堀内マスターの優しい温かなお人柄と、おいしい焼き鳥と素晴らしいビールにつられて、ついつい立ち寄ってしまう「 立ち飲み処 みなみ風 」。
いちげんさんで訪れるのも大変興味深く楽しいですし、2回目からはもう、「常連」!?
生麦のお気に入りの一軒のひとつに数えてください♪
立ち飲み処 みなみ風
神奈川県横浜市鶴見区生麦3-2-27
045-503-6373
16:00~23:00
不定休
Facebook http://m.facebook.com/southern.wind.2010.01.18?v
アメブロ http://s.ameblo.jp/minamikaze-namamugi
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。