うちの逸品いかがですか? 7軒目 【ヒマラヤテーブル編】
神田は東京でビアパブなどが多く出店している地域です。近くの神保町地区も含めるとかなりの賑わいをみせている地域です。それぞれのお店で個性があり、飲み手にとっては飽きのこない街になっています。
今回は神田でネパール料理とクラフトビールの組み合わせで大人気のヒマラヤテーブルさんの逸品をご紹介してまいります。
ヒマラヤテーブルがあるのはJR神田駅西口から徒歩3分程度。途中には魅力的なお店が数多くある通りを抜けたところにお店はあります。
店内は柔らかな照明に木目調のテーブルがとても映え、暖かみのある雰囲気になっています。Tap数は10Tap。常設しているビールはありませんが、料理に合うビールがつながるようになっています。
クラフトビールとの相性の良さを信じて
ヒマラヤテーブルは2013年3月オープンで、間もなく丸3年になります。最近では平日でも予約を入れないと満席のこともある人気店に成長しています。取材時も月曜日にも関わらず、次々に予約の問い合わせの電話が入っておりました。
そんな人気店を経営しているのがオーナーの久保田秀樹氏。ネパール料理とクラフトビールを組み合わせたコンセプトは「もともとネパール料理が好きで、クラフトビールとの相性も良いだろうと思っていました。スパイスもシンプルで、インド料理と比べると油も少なくもたれないのと、蒸し物、炒め物、揚げ物、ちょうど中国とインドの間の味を体現した感じが良いと思っていました」そして、絶品料理を提供してくれるのが、マンバードルさんです。
人気ネパール料理店が監修している本格派料理が楽しめる!
ヒマラヤテーブルの料理は小岩で人気のネパールレストランSANSAR(サンサール)さんがレシピを監修しています。そのメニューはおつまみからカレーなどの食事まで多彩なラインナップとなっています。値段もおつまみですと500円程度。カレーは1000円程度とリーズナブルに楽しめます。
ネパールで代表的な国民食
久保田氏が今回、逸品に選んでくださったのはモモ。「中国発祥の餃子がチベット、ヒマラヤを超えて、モモという名前で親しまれているネパール北側では代表的な国民食で、ファストフードとして食べられているものです」とモモについて教えてくださいました。
ヒマラヤテーブルのモモは鳥のひき肉、生姜、タマネギにクミン、コリアンダーのスパイスを混ぜたものを餡に包み、蒸し上げた料理です。そこにトマトとピーナッツのソースとパクチーを添えています。1人で食べるのならおつまみというよりもおかずぐらいのボリュームですし、大人数で食べるならシェアするにはちょうどいい量です。
モモは口に含むと餡のもちっとした食感の中からひき肉の溢れだす甘味とスパイスが一気に広がっていきます。スパイスの風味はしっかりと感じられますが、程よい強さでお肉の甘味も惹き立ち、食欲が湧かせます。
モモに合わせてもらったビールはペールエール(この日は志賀高原ビール)。ペールエールの苦味が口の中に広がった風味をリセットしてくれました。そうすると次の1個へと自然に箸が進んでしまいました。これは1人でもあっという間に6個食べられてしまいます。
ネパールでは手軽に食べられているというこのモモ。1個のサイズは小さいですが、お肉とスパイスを食べると何だか元気が出てくる不思議な食べ物でした。
美味しいネパール料理とビールを楽しみたいと思ったら、神田まで足を運んでみてはいかがでしょうか。素敵な時間が過ごせますよ。
◆ヒマラヤテーブル Data
住所:東京都千代田区内神田3-5-5 大同ビル2F
電話:03-3525-4110
Facebook:https://www.facebook.com/Himalayatable1234/
営業時間:月曜日~金曜日 17:00~23:00(ラストオーダー フード22:00 ドリンク22:30)
土曜日 15:00~23:00(ラストオーダー フード22:00 ドリンク22:30)
定休日:日曜日、祝日
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。