うちの逸品いかがですか? 12軒目 【BROSELEY CRAFTBEER&PUB編】
東京都豊島区南大塚。山手線と都内で唯一の路面電車である都電荒川線の大塚駅のすぐそば、都電のガタンゴトンと走る姿とブレーキ音をBGMにビールを楽しめるところにBROSELEY CRAFTBEER&PUB(以下、BROSELEY)はあります。今回はこちらの逸品を探ってきました。
4年連続GUINNESS BEST PUBSに認定!
代表を務める池田氏は都内にある複数の飲食店での経験を積んだのちに2007年、ここ大塚にIRISH PUBをオープンさせました。それまではGUINNESSを中心に海外ビールを取り扱っていましたが、昨年9月、注目が高まっているクラフトビールを取り扱うPUBへリニューアルしました。
しかし、リニューアル後もGUINNESSは継続して提供しています。そのこだわりによって、BROSELEYは2013年から4年連続GUINNESS BEST PUBSに認定されています。
気軽にペアリングを試すことができるフードペアリングラボとは?
BROSELEYに取材に行ってみると、面白いメニューがありました。その名も¥300フードペアリングラボです。ビールが好きな人の研究として各ビアスタイルと相性の良いフードが用意されています。ワインで聞くフードとの相性。これはビールでも当てはまることなのです。フードとビールの相性が合うことで、両者をより美味しく味わうことができるのです。このような実体験がBROSELEYでは1品300円から楽しめてしまうのです。
個人的には3品800円でタイプの異なるフードで、試してみるとその違いが良く分かるのでおススメです。
こちらのフードペアリングラボのメニューは定期的に変わるので、来店する度に、飽きることなく、「どんなフードとどんなビアスタイルが合うのかを楽しむことができます」と池田氏はおススメしてくれました。
ハーブの風味が増してスッキリさっぱり!
ビールを通して、いくつもの楽しみ方ができるBROSELEYさん。その中から今回、逸品に選んでいただいたのはササミの大葉チーズフリットです。
「レモンを搾りかけて食べていただくのがおススメの食べ方です」とBROSELEY流の美味しい食べ方を池田氏は教えてくださいました。
早速、レモンをかけて食べてみるとレモンの程よい酸味がササミの甘味を惹きたて、ササミの淡白な印象を少なくしてくれました。また、レモンはチーズの塩味を緩和してくれるので、「もう一個。もう一個」と何個でも食べたくなりました。
ここに合わせてくださったのは池田氏がペールエールの中で、上位に入る好みのビールというブリマーブルーイングのペールエールをチョイスしてくれました。
ペールエールと合わせてみるとしっかりとしたホップ感と大葉が重なり合って、ハーブっぽさが強まりました。それにより口の中に爽やかさが広がっていきました。それに加え、ホップの苦みによって、油っぽさが薄まり、また一口と食べ進めやすくなりました。
ちなみに「タルタルソースはお好みで」とのことです。
池田氏をはじめ、気さくなスタッフさんとの会話がとても居心地のいい空間で、気軽にビールとフードが楽しめました。とても美味しかったです!ごちそうさまでした。
★裏逸品
池田氏より「厚切りベーコンのコンガリ焼きもおススメなので、来店時にはぜひ、食べてみてください!」とのことです。
表面がカリッとしていて、噛むと肉汁がジュワっと口の中に溢れ、ベーコンの甘味と旨味で満たされる逸品です。おかげさまで、ビールがとても進みました。
☆Special Thanks 藤 瑠璃(ビアジャーナリスト)
◆BROSELEY CRAFTBEER&PUB Data
住所:〒170-0005 東京都豊島区南大塚3-34-11運正ビル1F
電話&FAX:03-6907-4505
E-mail:broseley@polka.ocn.ne.jp
営業時間:月曜~木曜・土曜・日曜17:00~24:00 金曜 17:00~26:00
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。