ついに開催! 9/3(土)~ 4(日)駿河湾と富士を臨む絶景デッキにブルワリーが大集合「静岡地ビール祭り」
静岡県は12もブルワリーがある立派な「ビール県」です。
その多くが90年代から続く歴史ある醸造所。しかしながら、これまで県内の醸造所が一挙に集まるようなビールイベントがありませんでした。
しかし、お待たせしました。待ちました。
ようやく。本当にようやく、このときがやって参りました。
目次
「静岡地ビール祭り」
9月3日(土)~4日(日)、静岡市清水区にある「エスパルスドリームプラザ」という、実に静岡らしい場所で開催されることになりました。 今や全国で開催されているビール祭りですが、この「静岡地ビール祭り」は、ここにしかない特色のあるイベントになっています。
【特徴1】これぞ静岡! 駿河湾に面した絶好のロケーション
開催場所は清水港にある複合商業施設「エスパルスドリームプラザ」。
地元では通称 “ドリプラ” と呼ばれ、親しまれている場所です。
イベントはその1階の海側デッキで開催されます。
ドリプラは清水港のヨットハーバーの目の前にあり、晴れた日には駿河湾越しに雄大な富士山や伊豆半島を眺めることができます。
最寄駅はJR「清水」駅、または静岡鉄道の「新清水」駅。
関東から来る場合は静岡駅の3つ手前、関西方面の方は静岡駅から3つ先が清水です。
「でも駅からちょっと離れてない?」……なんてご心配は無用!
清水駅、新清水駅から土日なら約15分間隔で無料のシャトルバスが出ています。新清水駅からは徒歩で20分程度、腹ごなしや酔い覚ましの散歩にはちょうど良い距離です。
ちょっと寄り道【水上バスで世界遺産クルーズ!】
JR清水駅東口徒歩5分の波止場からドリプラ前まで、予約不要の水上バスが運行しています。清水港からの航路には、世界遺産に登録された景勝地「三保の松原」もあるので、清水から約15分のクルーズで、世界遺産観光もできます。
※エスパルスドリームフェリー/水上バスのご案内
【特徴2】県内のブルワリー10社が大集合!
目玉のひとつとしては、静岡県のブルワリーが一挙に集まること。
参加決定している醸造所は以下です。
御殿場高原ビール(御殿場市)、DHCビール(御殿場市)、風の谷のビール(函南町)、反射炉ビヤ(伊豆の国市)、伊豆の国ビール(伊豆の国市)、ベアードビール(伊豆市)、サムライサーファービール(沼津市)、伊豆高原ビール(伊東市)、伊豆の地ビール(伊東市)、AOI BREWING(静岡市)
※サムライサーファービール、伊豆高原ビール、伊豆の地ビールは樽のみ出品
10か所が参加!
実は、静岡のビールメーカーがここまで揃うのは初めてのことなのです。
もちろん全て、樽生。
名前は聞いたことがあっても、飲んだことのない醸造所のビールもあるのでは?
県民でも、ビアファンでも飲み比べたことはないという人が少なくないはず。
これは大変希少な機会です。
【特徴3】県外は大御所メーカー10社がずらり
県外から出店するメーカーも目を見張るものがあります。
いわて蔵ビール(岩手)、スワンレイクビール(新潟)、サンクトガーレン(神奈川)、湘南ビール(神奈川)、ヤッホーブルーイング(長野)、志賀高原ビール(長野)、富士桜高原麦酒(山梨)、アウトサイダーブルーイング(山梨)、道頓堀地ビール(大阪)、大山Gビール(鳥取)
く、黒船がきたぞーっ!!
なんと豪華なラインナップ。そうそうたる顔ぶれです。
日本のクラフトビール業界を牽引する、売れっ子メーカーが一堂に会します。
もちろんブースには“つくり手”が来てくれるので、味わいや仕込み、そのビールの生まれた土地やストーリーについて、気軽に話を聞くことができます。ビール片手につくり手と語らい、ビールに宿るつくり手の思い――クラフトマンシップに触れたら、あなたのビールの世界はぐんと広がるはず。
【特徴4】静岡そだちのうまいもん×ビールのコラボ
ビールを引き立てる料理にも気合が入っています。
当日は、地元静岡の食材を使った自慢のご当地グルメが皆さんをおもてなし。
地形と気候に恵まれた静岡県は、海の幸、山の幸が豊富な「食材の宝庫」。
富士山と南アルプスで遮られた雪知らずの土地では農作物がよく育ち、日本一の水深を誇る駿河湾には無数の海の幸が息づいています。
こうした豊かな自然が育んだ「静岡の食」、地元に愛された料理の数々をできる限りリーズナブルに味わっていただけるように準備しています。
さらに、各メーカーブースの「うまいもん」もイベントに華を添えます。
志賀高原ビール名物、信州地鶏と自家栽培酒米「美山錦」の米粉でカリッとジューシーに仕上げた「酒屋の塩麹唐揚げ」や、静岡のアメリカンダイナーとして人気の「テキーラダイナー」の炭火焼ハンバーガーやハーブポークソーセージなど、ビールに合う逸品を揃えてお待ちしています。
静岡県初の地ビール祭り――込められた想い
この静岡県初となる地ビール祭りについて、運営スタッフにお話を伺いました。
―― 静岡ならではの「特色」を重視したそうですね。
「今や日本中でビールイベントが開催されていますから、後発イベントでも興味を持っていただけるように、静岡ならではの『強み』を探しました。静岡は全国屈指の醸造所数を誇る地域なのに、2~3社を除いて、全国的にはあまり知られていないのが実情です。そこで県内のブルワリーを集めることを1つの柱にしました。1つの県にこれだけの醸造所があり、それらのビールが一度に飲める機会は他にはないと思ったんです」
―― 県外も大御所メーカーが勢揃いです。
「静岡では都市部などの一部を除いて、まだそれほどクラフトビールが浸透しているわけではありません。まだ日常的な文化ではないのです。ですから県外のブルワリーは、クラフトビール好きにとっても名だたるメーカーで、なおかつクラフトビールに馴染みのない人が初めて飲んでも、間違いなくおいしいと思ってもらいたい、『地ビールっておいしいじゃん!』と思ってもらえる顔ぶれにしたかったんです。このイベントにかける想い、コンセプトに賛同していただき、国内外で数々の受賞歴がある大人気の醸造所に協力していただけることになりました。本当にありがたいことです」
――「クラフトビール」ではなく「地ビール」にこだわりがあるそうですね。
「地ビールには、地元に密着したビール、その土地の風土や風習、人に根づいたビールという意味が込められていますし、逆に地元の人からは地元のビールを応援しようという意味合いも込められているような気がします。だから冠はクラフトビールではなく、あえての『地ビール』祭りなんです。ちょっとした言葉の違いですが、個人的にそこにはこだわりました」
―― 静岡地ビール祭り、どのようなイベントにしたいと考えていますか?
「お客さんも、メーカーさんも、お手伝いしてくれるボランティアスタッフも、関わる人全員に『来年もまた来たいね』と思われるようなイベントにしたいですね。目指すはみんなに愛されるイベントです。個性豊かな静岡の地ビールに触れ、そして県外の数々のおいしいビールに触れてもらい、地ビールのおいしさ、素晴らしさに気づいてもらえたら。これが、何よりもうれしいことです」
【地ビール】とは、まず地元の人に愛され、応援されてこそ。
静岡という地に溶け込んだ文化として、静岡の地ビールをPRしていきたい。
運営スタッフの方は、こう続けます。
この熱く真摯な想いが結実するのが「静岡地ビール祭り」です。
静岡の人はこのイベントを通じてさらに地元愛やビール愛を深める機会に。県外の人にとっては、静岡県の魅力を知るまたとない機会になるはず。遠方からもわざわざ来る価値のあるビアフェスになるように、全力で準備中とのこと。
記念すべき第1回目。
9月最初の週末は、清水港で海風を感じながら、自慢の地ビール×ご当地グルメを堪能しませんか?
■イベント概要
開催日程:9月3日(土)11:00 ~ 20:00、9月4日(日)11:00 ~ 18:00
開催場所:エスパルスドリームプラザ 1階海側デッキ
〒424-0942 静岡県静岡市清水区入船町13-15
アクセス:JR「清水駅」または静岡鉄道「新清水」駅下車、
静鉄バス三保山の手線「東海大学三保水族館/三保灯台」行き「波止場」下車すぐ。
※清水駅、新清水駅から無料シャトルバスあり。
入場料 :無料、飲食は各ブースで現金のお支払い
参加醸造所:
【静岡】
御殿場高原ビール(御殿場)、DHCビール(御殿場)、風の谷のビール(函南町)、反射炉ビヤ(伊豆の国)、伊豆の国ビール(伊豆の国)、ベアードビール(伊豆)、サムライサーファービール(沼津)、伊豆高原ビール(伊東)、伊豆の地ビール(伊東)、AOIBREWING(静岡市)
【県外】
いわて蔵ビール(岩手)、スワンレイクビール(新潟)、サンクトガーレン(神奈川)、湘南ビール(神奈川)、ヤッホーブルーイング(長野)、志賀高原ビール(長野)、富士桜高原麦酒(山梨)、アウトサイダーブルーイング(山梨)、道頓堀地ビール(大阪)、大山Gビール(鳥取)
公式Facebook:静岡地ビール祭り公式FB
主催:エスパルスドリームプラザ
お問い合わせ:054-354-3360(エスパルスドリームプラザ代表)
※最新情報は公式FBページで随時更新中!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。