【焼きたてパン×クラフトビール】good sleep bakerに行ってきた!
■こうばしい香りに誘われて。国産ビールとパンの新名所
『こんなお店がほしかった!!』
気軽に立ち寄れる街のパン屋さんとクラフトビールのコラボに、思わず心の中で叫んでしまった。
その名は『good sleep baker(グッド スリープ ベーカー)』。
世田谷線・松陰神社前駅の目の前に2016年6月にOPENしたばかりの店舗には、早い時間から地元の方やビールファンで盛り上がっていた。
“ぐっすり”の略称で親しまれている。
『1日の終わりに美味しいビールを飲みながら誰かと話したり、一人でゆったり過ごしたり…帰りには焼きたてのパンを買って明日の楽しみに。来た人がその夜はぐっすり(good sleep)眠れますように。』
その店名にはそんな思いが込められている。
現在はオーナーの小林由美(こばやしゆみ)さんと一緒に、10人のスタッフが交代できりもりしている。小林さんの温かい印象にスタッフ・お客様共々惹かれるのだ。
■店内で焼かれたパンとともにちょい飲みするシアワセ
『焼きたてのパンをこの値段で食べられるのは安い』(お客様の声より)
時間によってはできたてのパンに出会えるのもこちらの魅力だ。リーズナブルな価格に、なるほど。ふらり立ち寄ってしまうわけだ。
今回はその中から『海老バター(600円:税込)』をいただいた。
『エビとバターを1時間、優しく炒めて生クリームと合わせています』と小林さん。
ノーマルタイプの『バケット』と『オートミールブレッド』、ローズマリーが香る『ポテトブレッド』の3種と食べ比べができるとあって期待は最高潮だ。
さっそく一口。クリーミーな味わいの中にエビの香ばしさを感じる。名残惜しくとろけた所に、ぷりぷりとした身の食感が姿をあらわした。軽い塩味がパンの旨味を引き立てる…手が止まらないじゃないか!!
お供に選んだのは『胎内高原ビール』の限定醸造である『ベルジャンウィートエール』。
アメリカ産ホップ『Simcoe』の持つパッションフルーツのような香りと、ベルジャン酵母が織りなすスパイシーを含む奥行き。
一口ごくり…小麦のやさしい口当たりに乗り、じんわり苦味が広がる。クローヴのような淡い風味とグレープフルーツに似た余韻が、暑く陽気な日にぴったりだ。
■発酵するものどうし、抜群の食べ合わせ!!
同じ麦を使った発酵食品というだけあり、パンとビールの組み合わせはお互いの良さを引き立ててくれる。
今回のビールと特に相性が良かったバゲットは『ポテトブレッド』。
それに海老バターを塗って噛みしめる。中ふんわり、外カリッと焼けた生地から立ちのぼる麦とローズマリーの香味。ビールを通すとモルトとイースティな印象が混じりあう。
爽やかなホップ・フレーバーが広がったのちビールを飲み込むと、バターと海老の味わいが再びあふれ出す。思わず顔がほころんでしまった。
最後にもう一つ。営業時間は17時から翌1時というのも飲兵衛には嬉しいところではなかろうか(日曜:15時~23時)。
買い物帰りに、仕事帰りに。ベーカリーとビアパブがマリアージュ(=結婚)した新空間は、きっとあなたの憩いの場になると私は確信している。
《shop Profile》
店舗名:good sleep baker(グッド スリープ ベーカー)
営業時間:月-土17:00-25:00 日15:00-23:00
定休日:水曜日
電話番号:050-7128-3201
場所:東京都世田谷区世田谷4-13-20 松陰PLAT 1F-D
店舗HP:http://goodsleepbaker.com/
《Beer Profile》
商品名:胎内高原ビール ベルジャンウィートエール(限定醸造)
生産国:日本・新潟県
製造元:新潟ビール醸造株式会社
http://www.tainaibeer.com/
アルコール度数:5.0%
【”佐藤翔平”のBack Number】
【ドイツのド定番をくらえ!!】夏だからこそスパイシーに、「宅ビアさん」の今宵飯(15)
https://www.jbja.jp/archives/13368
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