[イベント]2010.9.15

ベルギービール・ウィークエンド東京2010

9/10(金)~12(日)、六本木ヒルズアリーナで行われた「ベルギービール・ウィークエンド東京2010」が無事終了しました。
今回僕は出店者として参加し、9日(木)の設営から13日(月)の撤収までを見届けることができました。
個人的には出品商品にトラブルがあり大変だったのですが、イベント自体は大成功だったと思います。

今回、来場者は入場口でチケット(@250円)とグラスを購入し、自分の好きなビールを飲む方式。
その際出品されているすべてのビールの銘柄・解説が載ったパンフレットが渡されるので、それを見ながらいろいろなビールを楽しみます。

今回特に良いアイディアだと思ったのはグラスリンサー。
販売コンテナでグラスを洗うのではなく、来場者が自身でMyグラスを洗うというやり方です。
グラスリンサーは飲食店さんなどでしか使われない機械で、グラスをさかさまにして押し付けると内側をシャワーで洗い流してくれる、というものです。
当初は皆さんがこれを使ってくれるのかどうか不安でしたが、ほとんどの方がこのグラスリンサーでグラスを洗ってから新しいビールを注いでもらっていました。
汚れたままのグラスにビールを注ぐと泡だらけになってしまうので、この試みはとてもよかったと思います。
後で来場者の方に聞いてみると、「あれをやってみたかった。」「とても楽しかった。」という声が多く、出店者だけでなく来場者にも好評だったようです。

3日間ともお天気に恵まれた今回のイベント。
特に土日はものすごい暑さでしたが午後からはどんどん来場者が増え、夕方以降ビールを販売するコンテナの前は身動きが取れないほど。
これほどたくさんの方が来られるとは予想していなかったので本当に驚きました。

コンテナの中にいる時間が多くあまりゆっくり会場内を回ることができませんでしたが、来場者の皆さんがそれぞれ選んだベルギービールを音楽やフードとともに楽しんでいる光景は、僕がベルギービールに出会った頃では考えられないことでとても感慨深いものがありました。
(たくさんの方に声をかけていただきありがとうございました!)

良いことばかりでなく反省点も多々ありましたが(僕がもっとも反省点の多い出店者ですが)、ぜひこれらを次回に生かしてまた開催されることを願っています。

※3週続いた「ベルギービール・ウィークエンド東京」の話題も今回で終わりたいと思います。

イベントベルギービールベルギービール・ウィークエンド東京六本木ヒルズ

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

三輪 一記

一般財団法人 日本ベルギービール・プロフェッショナル協会 代表理事

1967年、名古屋市生まれ。
1990年、関西大学商学部卒業。26歳のときにベルギービールと出会い、以来ベルギービールを愛し、仕事でというよりライフワークとしてベルギービール普及に情熱を傾け、毎年ベルギーを訪れている。
2001年よりベルギービールに関する講座、セミナー活動をスタート。
2008年より愛知大学、愛知淑徳大学等でベルギービール講座開講。
「ベルギービールを通じて日本とベルギーの架け橋に」というコンセプトのもと、
講演やセミナーにも積極的に取り組んでいる。
共著に『ベルギービール大全』(三輪一記+石黒謙吾/アートン)、
『ベルギービール大全<新>』(三輪一記+石黒謙吾/アスペクト)。
一般財団法人 日本ベルギービール・プロフェッショナル協会 代表理事。

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