イタリアでのビールは「LA ROSSA」を是非に。
フリーダイビングの取材でヨーロッパに来ています。ギリシャ、フランスときていまはイタリア。
イタリアは5年ほど前からクラフトビール造りが盛んになっているという。とはいえ、残念ながら街中で見つけることはできなかった。一般的にレストランでよく見られる銘柄は、「モレッティ」オンリー。ほかにはHeinekenやBECKなど、他国のメーカーだ。
そのモレッティ、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州ウーディネ(イタリア北部、ベネチアの北方)に醸造所がある。いまいるところはベネチアの東にあるリニャーロ・サッピアドーロという街。モレッティの醸造所に近いからだろうか、レストランのメニューでは既にメーカー名が書かれていないほど、ホントにこれしかない。絶対にあるのはピルスナー。さわやかでホップの苦みを楽しめる。しかし、ところによっては「LA ROSSA(ラ・ロッサ)」とだけ書かれたものもある。これって何だろなーと思って頼んでみると…。うますぎる!!
実は飲んだ時点ではモレッティだとわかっていなかったので、スーパーに行って調べてみた。すると、モレッティの「LA ROSSA」であることが発覚。赤みがかった銅色で、カラメルの香りがする。後味にほどよく残る苦み。アルコール度数は7.2度。少なくともスーパーで見かけたものは、ダブル(ドッピオ)モルトの表記があった。
モレッティにはピルスナーのダブルモルトもある。モルトの香りがたまらない。私はそのビールの大・大・大ファンである。六本木のセルベッサで知りました。セルベッサさん、ありがとう。
願わくば、東京都内の多くの場所で、ドッピオモルトもラ・ロッサも売ってくださることを、切に願います。■
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