The Japan Times創刊120周年記念コラボビール「春の息吹」3/22(水)より提供開始!
国内の英字新聞として最大の販売部数を誇る「The Japan Times」が、創刊120周年を今年迎えました。これを記念し、日本初のベルギービールバーである「BRUSSELS」、醸造開始より絶大な人気を誇る「京都醸造」とコラボレーションして、「春の息吹」を醸造しました。
今回、「The Japan Times」の担当者と、「BRUSSELS」の藤田孝一氏にお話を聞く会を得たので、ご紹介します。
目次
「何かを残す企画をしたい!」から生まれたビール
そもそも「The Japan Times」がなぜビールを造るのか? この疑問を担当者に聞くと「120周年というこのタイミングで『何かを残す企画をしたい』と考え、ビールが好きだったので、ビールを造ってみたいと思ったのです。そこで、以前より交流のあった藤田さんに相談したところ、『京都醸造』さんにお願いしたらどうかと提案がありました」とのことです。
創刊時期に日本に入ってきたポンカンを使用!
「色々とアイデアがあって、マニアックなスタイルのものも候補に挙がっていました。でも、私たちの想いとして、『ビールをあまり飲まない人たちにも楽しんでほしい』があり、フルーツを使用したビールにすることにしました。スタイルはフルーツ・セゾンです」とBRUSSELSの藤田孝一氏は話します。
そこで注目したのが、ポンカンでした。ポンカンはインド原産で「The Japan Times」創刊の前年(1896年)に日本に伝わったとされるフルーツです。日本での始まりが同時期という縁もあり、ポンカンが副原料として採用されました。
使用したポンカンはワックス、防腐剤不使用の旬の愛媛産のものだそうです。
時間とともに様々な個性を魅せてくれる!
「春の息吹」というネーミングは一般投票を経て、決定したものです。新しい季節を迎え、さわやかでフレッシュなイメージで飲んでもらいたいという思いが込められています。
まず口にしてみると柑橘類特有の華やかなアロマが香り、適度な苦味を感じ、ジューシーながらスッキリとした味わいが感じられます。これはジューシーさを出すために麦汁に果汁を加え、ポンカンの香りを表現するために熟成段階でピールを投入したことによるものです。「果実とホップの両方のジューシーさを持ち合わせたセゾン」とのことです。
また、温度の高まりとともにモルト由来の甘味や柑橘やホップの苦味など複数のフレーバーを感じ、ビールらしさを強く感じました。ゆっくりと楽しめるビールではないかと思います。
BRUSSLS系列店をはじめ、全国のビアバーで提供予定!
「春の息吹」は3/22(水)より都内5店舗、仙台1店舗で展開されている「BRUSSELS」系列店で提供予定です。
「都内や仙台でしか飲めないの?」と思われたビールファンの皆さま、ご安心ください。全国のビアバーでも提供予定とのことです(※)。でも「確実に飲みたい!」という方は「BRUSSELS」系列店へ足を運ばれるといいでしょう。
※入荷につきましてはそれぞれのお店にお問い合わせください。
春が感じられるようになってきた今日この頃、フレッシュな気分で新たなスタートを切る1杯として、「春の息吹」を飲んでみてはいかがでしょうか。
◆「春の息吹」 Data
スタイル:フルーツ・セゾン
モルト:Pilsner、Vienna
ホップ:ビタリング Millennium 味・アロマ Mandarina Bavaria、Cascade
酵母:Belle Saison
ABV:6.0%
IBU:24
炭酸ガス含有量:2.5
提供方法:樽
発売日:2017年3月22日
醸造:京都醸造(https://kyotobrewing.com/)
◆BRUSSELS提供店舗
BRUSSELS神田、BRUSSELS神楽坂、BRUSSELS大手町、フィルデジュール(内幸町)、カフェヒューガルデン(新宿)、クレプスキュールカフェ(仙台)
Homepage:http://www.brussels.co.jp
◆問い合わせ先:株式会社ジャパンタイムズ 広報制作部 富江
hiroyuki.tomie@japantimes.co.jp 03-3453-1699 まで
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。