東がアツい!10種の感想をまとめてみた-株式会社ファイブ・グッド初お披露目!-
(世界にはまだまだ美味しいビールが沢山眠っている…。)
先日の7月12日、都内・渋谷「Goodbeer faucets SHIBUYA」で開催された、株式会社ファイブ・グッド(以下、ファイブ・グッド)の関係者向け試飲会。
参加した筆者も計4社10種のビールを頂き、「今後を期待できると感じた」いうのが率直な感想だ。
■初回は4社!飲み飽きしない個性と飲みやすさの両立
ファイブ・グッドは7月に輸入を開始したビール・インポーター。アメリカ東海岸4社のブルワリーとの取引があり、今回の試飲会はそれらの輸入後・初お披露目となった。下記がその4つである。
・Captain Lawrence Brewing Company【キャプテン ローレンス】(ニューヨーク)
・ Industrial Arts Brewing Company 【インダストリアルアーツ】(ニューヨーク)
・Evolution Craft Brewing Company【エボリューション クラフト】(メリーランド)
・ 2SP Brewing Company【トゥーエスピー】(ペンシルバニア)
※( )内は醸造所の所在地。
早速ではあるが、以下に各感想をまとめてみた。
※写真は同社配布資料より転載。( )内はブルワリー名。
スピード感のある喉ごしと、柑橘をつぶし入れたような苦味がクセに。
味も濃いめか?と思いきや爽快さのギャップに心奪われる、アメリカンアンバーラガー。
ビター感が全体を牽引するイングリッシュスタイルIPA。
柑橘でビールを造ったかと思えるような華やかさと、ミディアムな苦味。
アメリカンIPA。マスカットや白ワインも含んだシトラス香。
トロピカルが前衛的で、今話題のNE-IPAのようなスムースな片鱗もみせる。
苦味もミディアムめできれいなバランス。それでも飲み続けられるのが素晴らしい。
果実味と苦味のバランスよく、夏に飲みたくなるような軽快さも兼ねそろえる。
飲み込むと同時に液の中からコーヒー香味が次々と顕現。飲み応えとは裏腹に、酸味によるキレが憎たらしい。
■10年来の友人との約束を現実に
同社の代表取締役「中村 淳之介」氏にもお話を伺った。
Q:今回、輸入を決めたきっかけは?
『10年来の大学院時代からの友人が、今回の輸入の一つのきっかけになっています。彼は現在「2SP」のメンバーであり、「造ったビールを世界中に届けたいね」と当時言っていた事を現実にすることができました。他の3社についても、3週間かけて東海岸中のブルワリーを回った中で想いを共にしてくれた素晴らしいブルワリーばかりです。』
Q:今後の展開はいかに?
『取り扱い銘柄はどんどん増やしていく予定です。どこと、というのはまだ秘密ですが、いくつか交渉に入っていますので楽しみにしておいてください!』
その笑顔とパッションに、思わずこちらも期待せずにはいられなくなってしまった。
ぜひ皆様も見かけたら飲んでみてほしい。
西海岸が注目されがちな日本のビールシーンであるが、ここからイーストコーストの巻き返しが始まっていくに違いない!と感じられるビールたちであった。
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