ビアジャーナリストアカデミー第11期生 募集中 (この記事は第10期生が書きました)
WEBで記事を書くには書き出しが重要なんです。なんてことをWEB記事の書き出しで書いてみました。皆さんもWEB記事の冒頭がつまらなかったら、読み進まずにさっさと別のページに飛びますよね。だから書き出しは本当に大事。考えてみれば当たり前のことなんですが、ビアジャーナリストアカデミーでしっかり教えてもらえました。
私は今年7月にアカデミーの課程を修了したばかり。ですが、既にビールやビールのイベントの告知記事を幾つか書かせて頂いています。やる気さえあれば、あなたもすぐにデビューできますよ。
なんて、都合の良い話ばかりなら誰でも書けますので、卒業したばかりの私だからこそまだ鮮明に覚えている、ビアジャーナリストアカデミー課程の「お勧めしたいところ」、そして敢えて「注意頂きたいところ」をお伝えしたいと思います。まずは、「お勧めしたいところ」から。
目次
各分野で活躍されている一流の方々のお話を聞くことができる
講座は藤原ヒロユキ学長のお話から始まります。この業界の第一線で長い間活躍されている方ですから、協会側の人間になり何度かお目にかかった今でも、面と向かう際にはかなり緊張します。ここでお断りしておきますが、この記事では自分の思いを率直に伝えるため、協会内の方々への畏敬の念を隠さない文章にしました。例えば、本来なら「当協会の藤原ヒロユキ」と呼び捨てにすべきところを、この記事に限っては「学長」と呼んでいます。本当にオーラとカリスマ性を感じさせる方なのです。
そんな存在自体が凄いと思わせる藤原学長ですが、その顔の広さにも感心させられます。プロのカメラマン、若くしてWEBライターとして成功されている方、ビール出版物の編集に携わっている方、有名な企画を幾つも立ち上げられてきた方。藤原学長の依頼により駆けつけた、各分野で活躍されているプロの方々が続々と壇上に上がられます。
基本的なこと、一流のテクニック、そして業界の裏話など、話は尽きません。少人数制ですから、時間の許す限り、どんな些細な質問もすることもできます。本来ならば、色々な場所に出向いて講座を聞かなければならないところを、先生方に集まって頂き一箇所で聞くことができる。本当に有り難いことだと思います。
志が高いビール好きと親密になることができる
公式にお勧めはしていないでしょうが、その気があれば講義を終えた先生と、次の講座までの休憩時間中に、個人的に話をすることもできます。先生の許可が得られればSNS等で繋がることもできるでしょう。これも、少人数制だからこそ叶うことですね。
このように、様々な貴重なお話を拝聴できたことも素晴らしい体験だったのですが、それに勝るとも劣らない、ビアジャーナリストアカデミーを受講して良かったなと心から思えたこと、それはいい大人になった今になってから、「先輩」「同期」と呼べる存在ができたことです。
しかも、ただの「先輩」「同期」ではありません。あなたと同じ超のつくビール好きです。そして、決して安くない受講料を支払ってまでビールについて発信していこうという高い志を持っている方たちです。また、話が合う友達があまり居ずに、寂しい思いをしたことはありませんか? ビアジャーナリストアカデミーを受講すれば、そんな悩みは一気に解決。あなたのマニアックなビール話を受け止めてくれる仲間がたくさんできることでしょう。
第1~9期はどうなのかはあまり存じ上げないですけれども、第10期はとても仲が良いです。講座を終えて数ヶ月経った今でも、定期的に飲み会を開いて情報交換をしています。クラフトビールブルワリーで働いている方、才能溢れるイラストレーターの方、他にも個性豊かなビール好きの方々と、縁があって「同期」と呼べる仲になれました。
講座を受けたことによって得られたこのたくさんの縁を、これからも大事にしていきたいと思っています。
さて、あなたにはどんな出会いが待っているでしょうか。
ビールの深い知識を得られるわけではない
「お勧めしたいところ」はそれだけ?とツッコミが入りそうですが、「注意頂きたいところ」に話を移します。
藤原学長は「ビールの正しい知識を得て下さい」と仰っていますが、正直に言いまして、この課程をただ漠然と受けるだけでは「ビールの知識」を深く身体に染み込ませることはできません。もちろん、歴史や製造工程などビールの知識に触れるカリキュラムはあります。でも、身体に染み込ませるに至るまでの濃密な内容ではなく、時間も割かれていません。
ですから、単に「ビールの知識をより得たい」という動機だけで受講すると当てが外れた思いをしてしまうかも知れません。日本ビール文化研究会さんの「日本ビール検定」合格に向けて取り組む方が、深く広くビールの知識を得られるでしょう。結局のところは、自分で時間を費やして勉強するしかないのです。講座の前に参考テキストが送られてきますので、こちらも熟読しておくことをお勧めします。
ただ一つ言わせて頂きたいことは、ビアジャーナリストアカデミーを受講することによって、「ビールの知識を得ることの大事さ」を学ぶことができますし、そして「ビールの知識をより得たい」と強く思わせてくれることは事実です。
かなり凹むこともあります
「ビールと料理のペアリング」に関するカリキュラムがあり、あるビールとある料理を実際に味わって課題に取り組むのですが、自分はどうも味覚が劣っているのか、それともあまりにピルスナー歴が長すぎるのか、素っ頓狂な答えを出して、恥をかいてしまいました。
実は講師はアカデミー卒業生の方で、先輩と自分との才能のあるなしを強烈に突きつけられた格好です。先輩はTVや雑誌などのメディアで活躍している方ですから、そもそも同じ土俵に上がろうとすることに無理があるとは思うのですが、このように、カリキュラムの内容によってはかなり凹まされることもあります。
また、自分でビールに関する企画を考え、発表する機会を与えられるのですが、これに対する藤原学長をはじめとする審査員の方々のツッコミがとてもキツい。もちろん大絶賛される場合もあるのですがそれは稀。私の発表には厳しい言葉が幾つも投げかけられてしまいました。そもそもが大人数の前で発表するという緊張に晒されてもいたのですから、「お金を払っているのに、どうしてこんな辛い目に遭わされなければならないのか」というのがその瞬間の率直な気持ち。しかし、そのツッコミ一つ一つが完全に的を得ているのですから反論のしようもなく、冷静になれば、「どんな企画に対しても即座に問題点を指摘する審査員の方々は凄い」そして「どんな企画に対しても真摯に対応してくれるのは有り難い」と思えてきます。
とは言え、メンタルの弱い方の場合、立ち直るまでに時間を要することもあるでしょう。私もそうであったことは告白しておきます。
さて、いかがだったでしょうか。最後までお読み頂きとてもありがたく思います。
まだまだ不明な点、不安に思う点があれば、ご遠慮なくこちらから事務局へお問い合わせ下さい。
私のこの記事を読んで、受講を決められ、最初の「後輩」になって頂ければこんなに嬉しいことはありません。「先輩」としてできる限りのフォローはいたしますよ。ご検討よろしくお願いいたします。
最後に、この記事はあくまでウエヤマの個人的な講座への感想を元に作成されたものであることを、念のため書き添えさせて頂きます。
ビアジャーナリストアカデミー第11期受講申込ページ
https://jbja.jp/bja/11th/
(既に席数も残りわずかです。募集人数が定員に達した場合は、キャンセル待ちとなりますので、恐れ入りますが予めご了承ください。)
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。