東京の秋を見つけに行こう!〜東京秋味○○造り〜 都内5つのブルーパブ合同企画
ブルーパブとは店内に醸造所がある飲食店のこと。出来立てのビールが飲めるのが最大の魅力です。
今回、都内5つのブルーパブが合同で企画した「東京の秋を見つけに行こう!〜東京秋味○○造り〜」をご紹介させて頂きます。
それぞれのブルーパブが秋をテーマにした思い思いのビールを仕込み、順次開栓していくこの企画。参加ブルーパブおよび秋をテーマにしたビールのラインナップをご覧下さい。
目次
「東京秋味十条造り」@ Beer++ ビアプラスプラス・十条すいけんブルワリー
「ワイナリーでも使用している葡萄を漬け込み発酵させました。ベースは一部原料に小麦を使ったペールエールです。あえてベースは柔らかいものにして、葡萄を前面に押し出しています。アルコール度数は7%。早ければ11月7日に開栓し、3週間程度はご提供できると思います。」(醸造責任者 山腰さん)
開栓前に特別に試飲させて頂きました。なるほどグラスに鼻を近づけるだけでよい葡萄の香りがします。味わいも葡萄が強く、それでいてアルコールもしっかりと感じられるので、目隠しして「ワインです」と出されれば、ほぼ全ての人が信じてしまうでしょう。色はしっかりビールなんですけれど、やはりワインのようにゆっくり飲むのが良いと思います。美味しかったです。
「この機会に、まだ行ったことのないブリューパブにも行ってみてくださいね! また、十条にお越しの際は、商店街のお店も色々と面白いところがあるので楽しんでくださいね。」(山腰さん)
正確な開栓時期、お店の場所や他のビール情報などは、Facebookをご覧下さい。
Beer++ ビアプラスプラス・十条すいけんブルワリー Facebook
「東京秋味新宿造り」@ Y.Y.G.Brewery & Beer Kitchen
「椎茸で強烈な旨みをつけ、イタリア産高級トリュフをふんだんに使用し香りをつけたハイアルコールのビールです。日本の方にも海外の方にも楽しんで頂けるのではないかと思います。11月21日に開栓します。」(醸造担当 山之内さん)
「Y.Y.G.は面白い新作ビールを次々とリリースしております。カジュアル・アメリカン・フレンチ料理と一緒にお楽しみ下さい。」(山之内さん)
「東京秋味千住造り」@ さかづき Brewing
「ビールスタイルはベルジャンデュッベル。秋の代名詞【和栗】のローストを使った、香ばしくも甘いハイアルコールの秋色のビールに仕上げました。開栓は11月9日を予定しています。」(醸造責任者 金山さん)
「都内各醸造場が彩る東京の秋をぜひ楽しんでください。」(金山さん)
「スタイルはアメリカン・ペールエール、自社ホップ畑で育てたクリスタルホップを100%使用した「手摘み生ホップエール」です。炭酸ガスのラインナップに加え窒素ガスでも提供します。カーボネーションによる味の違いをお楽しみ下さい。」(小林代表)
「開栓は11月下旬を予定しています。今回使用したクリスタルホップは、今年の悪天候により残念ながら収量が落ちこんでしまいました。従いまして、こちらのビールは2樽限定の販売とさせていただきます。数に限りがございますが、沢山のお客様のご来店をお待ちしております。」(小林代表)
「東京秋味浅草造り」@ Campion Ale
「製造に使用する麦芽の約20%をスモークして製造した濃色系エール。アルコール度数は3.6%とかなり低めに抑え、燻製香も抑え目にし、お茶の様な感覚で楽しんで頂けるようなものを意識して仕込みました。こちらは御徒町のビアバール丸々さんとのコラボレーションという形で造らさせていただきまして、製造に使用したスモークモルトは丸々さんでスモークしていただき、仕込みの当日は丸々さんのスタッフの方々と一緒に仕込みました。」(醸造担当 黒田さん)
「開栓したては燻製香が弱くどこかパッとしない印象が正直なところありましたが、日を増すごとに香りが立ち始め、今ではしっかりと燻製香が感じられ狙っていた味わいのものに仕上がりました。このように熟成などによるビールの味わいの変化を楽しめるところがブルーパブの面白さの1つだと考えております。是非この機会に色々なブルーパブと出会い、お気に入りのブルワリーを見つけて下さい。」(黒田さん)
どちらのビールも、お話しを伺うだけで魅力を感じ、飲みたくなりますよね。
そして、今回の企画をお聞きしまして、まず頭に浮かんだのは、スタンプラリーにうってつけだということ。Beer++ さんの山腰さんによりますと、もちろん頭には浮かんだのだけれど今回は間に合わず断念されたのだとか。次回以降の企画には盛り込みたいし、また参加ブルーパブの輪ももっと広げていきたいと仰られていました。
今後、この取り組みが大きな盛り上がりを見せていくことに期待すると共に、そしてその為の応援をさせて頂きたいと思います。
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。