クラフトビールの敷居は下げるべきなのか? 第2回
先週のコラム「クラフトビールの敷居は下げるべきなのか?」には、ツィッターやフェイスブックなどでも多くの反響があった。
その中で非常に興味深かったのが、洗足「パンゲア」のオーナーからいただいた、缶ビールに対する
「酵母が沈んでしまっても楽しめるように、あえてラベルを逆さまに印刷して保管する時と飲む時で逆になるようにデザインしたり」
という提案だ。
この意見はさらにその前週の「美味しいビールの悲しい風景」に書いた、缶入りヴァイツェン場合「缶の上のほうと底のほうではくすみが違い、缶から直接飲むと本来の味わいが楽しめない」という内容ともリンクするアイデアなので実に興味深い。
非常に面白く、建設的なアイデアだと思う。
このような提案がなされることこそが、このサイト、そしてコラムの意義だと考えているので非常にありがたい。
私は「クラフトビールの敷居を下げるべきではない」と思っているが「できるだけ多くの人が肩ひじ張らずリラックスしてクラフトビールを楽しめればいい」とも考えている。むしろ、そんなスタイルこそ大切だと思っている。
そのためにはどのようなことが必要なのか?
さらに多くのアイデアが出てくることを望んでいる。
参考商品: 「白濁(しろにごり))」
日本語のラベルだが日本のクラフトビールではなくベルギー産。
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