SVB体験者100万人超え・そしてSVB東京のリニューアル!
ビールに愛された皆さまへ!
2015年にオープンしたスプリングバレーブルワリー(以下SVB)も、この10月でなんと累計体験者数(横浜・東京・京都・銀座の4店舗にて)が100万人を超えたということで!
なんと「SVB東京」を初めてリニューアルするという発表がありました。
100万越えするとされていた予想がかなり早まったそうで、SVBの人気が分かります。
なぜここでリニューアル?という会場からの問いに、SVBの島村宏子社長がお答え下さいました。
「近年いわれている若者のビール離れと、ビール消費量の減少は、
まだまだ我々が『ビールの楽しさ』を消費者に伝えきれていないからではないか」
そして、SVBの仕掛ける【ビールの楽しさ】を、SVB東京・横浜・京都、そして銀座のBEER TO GOを直接接点として、
新しいビール体験を通して、ターゲットとなるお客様のクラフトビールへの期待と熱量が、注目度と共に高まるように、
この100万人の節目を迎えて、セカンドステージへ突入することを宣言されました。
このリニューアルの中では「醸造の可視化」という目的で、なんと2F席から見えるガラス張りのタンクのエリアに照明が入り、
ここでビールが醸造されていることを際立たせて分かりやすい効果が出るようにしているとのこと。
また、空間づくりとして1Fのカウンター席の改良により、1人客も過ごしやすい空間を作ることや、2F席はレイアウトの変更でゆったりと過ごすことができるようになり、
更に1Fの外のテラス席の拡充、そして店舗入り口の熟成庫にて原材料を展示をすることで、
ビールづくりをより身近に感じられるような演出を盛り込んでいくそうです。(工期は1期~2期とあり、1期は11月に実施済で、2期は2019年2月初旬の予定)
今までも十分、ドラマチックな展示がされていたと思うのですが、それ以上に魅力を増すSVB東京の今後が楽しみです。
そして、こういったコアなファンを増やしていくということについて、具体的なターゲットをうかがったところ、
20~30代の若年層へのアプローチを狙っているとのこと。
代官山のテラス席でクラフトビールをおしゃれに楽しむことができるなんて、今の若い人は本当に恵まれていて羨ましいぐらいですね。
視覚的な刺激から好奇心がくすぐられ、新しいビールとの驚きの出会いがあり、その後に続いていく人生がより豊かになっていくことは間違いありません。
「全種のビールの飲み比べセット」
これは、お一人では召し上がらないでください、という注意付き。圧巻!の迫力です。そして、夢のようなビールタワー。
よくあるシャンパンタワー(あれも少し憧れますが)ではなく、全部、ビール!それがツリーのように盛り付けられています。
グループで行って、わいわい楽しめる素敵メニューですね。まさに「インスタ映え」です。
そして、「ブリュワー&シェフ厳選のペアリングコース」という項目も注目です。
SVBでは新しく金曜と土曜日の限定で各1組、4名~(1名あたり10,000円)で、アミューズからデザートまで6皿にそれぞれSVBのビールを合わせたスペシャルな体験メニューが始まります。
2Fの個室を貸し切り、ビア・ソムリエがつきっきりでお料理とビールの組み合わせや、楽しみ方をお勧めしてくださいます。
また、ビア・ソムリエはコース体験だけではなく、平日なども店舗にいらっしゃるそうなので、
聞きたいことなどありましたら話しかけてみていいそうです。色々、教えていただけそうですね。
今回ビア・ソムリエに就任された石井努氏は、イタリアン・レストランで店長をされていた経歴の持ち主で、まさに食のプロ。
クラフトビールに出会うまでは、普通に大手のピルスナーを楽しんでいたビール好きだったそうです。
ワインのソムリエの資格を持ち、ペアリングについては専門家である氏は、「ワイングラスで提供されるクラフトビールの香りを楽しんでもらいたい」と、
このコースのために薄手で大ぶりなワイングラスを用意し、香りと味わいをしっかりと楽しめるように工夫してくれています。
温度によって香りや味わいに変化が出るのはワインだけではありません。グラスを回してデキャンティングをしながら、ビールの香りや味わいの変化をしっかりと感じつつ、
ブリュワーやシェフが厳選し、絶妙に合わせられるお料理を楽しみたいですね。
当日、こんなお料理を試食させていただきました。
・Daydream × 赤海老のマリネ、タロッコオレンジ、ホワイトアスパラガスのサラダ仕立てキャビア添え
・JAZZBERRY × フォアグラソテーとルバーブのコンポート
・496 × 牛フィレ肉とアワビ茸のソテー 蕗味噌添え
・on the cloud × 抹茶マカロン
まずビールを一口飲み、その味や香りを確かめるように感じます。そして、お料理を一口。お料理が口の中からいなくなるかどうか、というぐらいのタイミングで、
ビールを再度口に含みます。口内調味というものですね。
厳選の食材と味付けやソースの組み合わせが、それぞれのビールの苦みや香りと合わせた時に生まれる新しい味や、瑞々しさを更に引き出しあったり、
4種類のペアリングは、まさに驚きと喜びの発見の連続でした。
牛フィレ肉はJAZZBERRYも合うかもしれないけど、蕗味噌の苦みを添えると496がやっぱり合う!と違う組み合わせと比べてみても楽しめるかもしれません。
今のところ、ビア・ソムリエが石井氏お一人とのことなので、1日1組限定となっていますが、
今後ビア・ソムリエが順調に増えていけば、それ以上の受け入れ態勢も考えているそうです。
20~30代の若年層にこの価格帯でのコースがどのぐらい受け入れられ、需要があるのかは分かりませんが、SVBの挑戦を感じさせるコンテンツだと思いました。
予約制なので、詳細はお店にお問合せ、または下記リンクでご予約いただけます。
https://www.tablecheck.com/shops/springvalleybrewery-tokyo/reserve
さらに今後は個室を使ったワークショップやさまざまなイベントコンテンツも計画しているということなので、一体どんなワクワクを見せてくれるのか、楽しみですね。
そして、12月8日・9日は待ちに待った「寿司フェス」が! 詳細はまた追ってお知らせします!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。