[イベント]2019.2.15

ビール醸造家とファンとの交流イベント「BEER DIALOGUE(ビアダイアローグ) 」。3月16日に石川酒造にて開催。

東京都福生市にある石川酒造さんは、江戸時代から続く酒蔵であるとともに、1998年からビール「多摩の恵」を作るブルワリーでもあります。そんな石川酒造さんの敷地内で、ビール醸造家とファンとの交流イベント「BEER DIALOGUE(ビアダイアローグ) 」が3月16日(土)に開催されます。醸造家さんとビールファン、みんなでビールを飲みながらディスカッションできるイベントです。

ビールを飲みながら、醸造家とファン、みんなで”DIALOGUE(対話)”

「DIALOGUE(ダイアログ)」とは、「対話」という意味です。このイベントでは、コンセプトの異なる6つのブルワリーの醸造家を招き、ビールを飲みながら醸造家同士、醸造家とファン、ファン同士がディスカッションを通じてDIALOGUE(対話)を行います。ディスカッションのテーマは「日本のビール業界の今と発展していくために何が必要か」。ビール販売量の減少、クラフトビールの流行、ブルワリーの増加、酒税法の改正など、ビールを取り巻く環境が大きく変化している昨今において、とても興味深いテーマです。

イベントに参加するビール醸造家は、以下の6名の方々です。

石川酒造(東京都):清水秀晃さん
いわて蔵ビール(岩手県):佐藤航さん
松江ビアへるん(島根県):矢野学さん
SPRING VALLEY BREWERY(東京都):田山智弘さん
Innovative Brewer(東京都):新井健司さん
さかづき Brewing(東京都):金山尚子さん

老舗ブルワリーから、地方ブルワリー、新興ブルーパブ、ナショナルクラフトといった異色の組み合わせです。

第一部では、そんな異なる立場の醸造家同士、テーマについてディスカッションを行います。どのような”DIALOGUE”が繰り広げらるのか、とても楽しみです。第二部は、醸造家 vs ファンのディスカッションです。ビールファンの立場から日々疑問に思っていることやお願いを、醸造家の方々にぶつけることもできます。そして第三部は、参加者全員で大宴会。美味しいビールを飲みながら、楽しい時間を過ごすことができます。

イベントが行われるのは、石川酒造さんの敷地内にある「向蔵ビール工房」の2階角打ちスペースです。とても趣のある建物です。


このイベントの企画人であり、当ビアジャーナリスト協会の登録ビアジャーナリストでもある木暮亮さんにお話を伺いました。

Q: 今回、どのような想いからこのイベントを企画されたのですか?

木暮さん:きっかけは石川酒造ビール醸造部の清水秀晃醸造責任者から「ブルワー同士の対談形式のイベントができないか?」と相談を受けたことです。私自身は、ビアジャーナリストととしてつくり手の思いを飲み手に伝える活動をしています。飲み手にお客さんとしてきていただくなら、飲み手からもブルワーさんに意見を伝えて、ビールを飲みながらコミュニケーションがとれる機会を設けたら、もっとお互いを理解し合えてビールシーンを盛り上げることができるのではないかと考え、この企画を立ち上げました。

Q:どのようなイベントになることを期待されていますか?
木暮さん:今回は、老舗ブルワリー部門、地方ブルワリー部門、ナショナルクラフト部門、ブリューパブ部門と規模や立場の異なる6つの会社に協力をいただきます。様々の立場から見た「日本のビールシーンの今と飛躍するためにこれから必要なこと」を参加者とDialogue(対話)することで、ビール業界の成長のきっかけになることを期待しています。

Q:イベントに参加される方々に向けて、メッセージをお願いします。
木暮さん:石川酒造は、現在「多摩の恵」のブランド名でビールをつくっていますが、明治時代にも2年ほどビールを醸造していた歴史をもつブルワリーです。敷地内にある資料館では、当時使っていたビール瓶などが展示されています。当日は、少し早めにきていただき、歴史についても知ってもらえればと思います。また青梅線沿線は、近年クラフトビールを楽しめるお店も増えている地域でもあります。イベント後に訪れて楽しんでみてください。

BEER DIALOGUE イベント詳細

以下、イベントの詳細です

【イベント概要】
イベント名:
BEER DIALOGUE

日時:
2019年3月16日(土)14時~17 時

会場:
石川酒造 向蔵ビール工房2階 (〒197-8623 東京都福生市熊川1番地)

定員:
65名

参加費:
事前予約1,500円 当日2,000円(ウェルカムビール+軽食代が含まれます)。2杯目より1杯500円で販売します。
※お酒に関するイベントのため、20歳未満の参加はできません。

予約方法:
メール(ryo990990@jbja.jp)にて申し込み。
件名に「BEER DIALOGUE 申し込み」と入れたうえ、以下の内容をご記入してください。
・お名前(フルネーム)※複数名で申し込む場合は、全員分のお名前をご記入ください。
・電話番号
・メールアドレス
※実行委員会からのメール返信をもって、事前予約完了となります。3 日以内に返信がない場合は、お手数をおかけしますが、ご連絡ください。

内容:
醸造家同士によるトークディスカッション、参加者による質問コーナー、醸造家を交えての大 宴会。

注意事項:
・キャンセルをされる場合は、必ずメールにてご連絡ください。ご連絡がない場合は、代 金をいただきます。
・アルコールを飲むイベントのため、20 歳未満の方は入場できません。
・飲酒運転は法律で禁じられています。お車での来場はご遠慮ください。
・泥酔し、イベント進行に妨げがあると判断した方は退場をしていただく場合がございます。予めご了承ください。
・当日、販売するビールにつきましては、後日こちらでお知らせします。
・ご用意するビールには限りがございます。売り切れの場合はご了承ください。
・途中参加、途中退場も大歓迎です。お時間の許す限り、一緒に楽しみましょう!

お問い合わせ先:
BEERDIALOGUE実行委員会 木暮
e-mail:ryo990990@jbja.jp

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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

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この記事を書いたひと

小林 大祐

ビアジャーナリスト

広く奥深いビールの世界に魅了され、夜な夜なビールを飲み歩いています。
味や香りの幅広さや種類の豊富さに加えて、人との繋がりができることもビールの魅力の一つです。
ビールの素晴らしさを少しでも多くの人に伝えていきたいと思います。夢は世界中のビールを巡る旅をすることです。

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