カタチに囚われないビールの可能性~「ビールヨガ」をやってみた
鹿児島にあるお茶屋さん「下堂園」が、ビールヨガ教室を開催したので体験してきました。
下堂園は2018年から自社のお茶を使ったクラフトビールブランド「茶舗麦酒(ちゃほばくしゅ)」を展開。
「カタチに囚われないお茶の可能性を伝えたい」と、お茶の風味が豊かなビールを発信しています。
今回のビールヨガもその活動のひとつ。
ビール担当の直みゆきさんが、ワークショップでヨガインストラクターをしている上村ゆいさんに出会ったことで、ビールとヨガのコラボレーションが生まれました。

ヨガインストラクター、農業女子、美容部員、様々な顔を持つ上村さん。4月からは古民家を拠点に、カタチに囚われない生活を発信していく予定
ビールヨガでは、ビールを飲みながらヨガのポーズをとります。
ビールにもヨガにも、パワーを得たり、心身をリラックスさせたりする効果があることは広く知られていますね。
ふたつを同時に行うことによって相乗効果を得ることができる…いわばビールとヨガのマリアージュ。
海外のウェブサイトやインスタグラムでの投稿も増えているので、見たことがある方もいらっしゃるのでは?

ボトルを手にウォーリア2のポーズで乾杯。
初対面の人同士でも、「乾杯」と共に笑みがこぼれてしまうのはビールがもたらす効果ですね
2015年にドイツのベルリンでふたりのビール&ヨガ好きの若者が始めたというビールヨガ。
まだ歴史が浅いため自由度が高いのも特徴です。
カタチに囚われず、参加者みんなで「このポーズのまま乾杯してはどうだろう?」と意見を出し合えるのもオモシロイ。
ボトルを手に持ったポーズは、手に負荷がかかります。
さらに、ボトルは真っすぐに立てないとこぼれてしまうので、指先にまで神経を使う必要があります。

ビールが好きで、20歳以上ならば誰でも参加できます。真面目にやってもこの笑顔
60分間の教室でしたが、終わる頃には心も体もポカポカ。
初心者から上級者まで無理なく楽しめ、想像以上のリラックス効果が得られました。
海外のウェブ動画やインスタグラムでの投稿が急上昇中のビールヨガ。
流行の兆しアリです。
あなたの好きなコトとビールをマリアージュさせて、カタチに囚われないビールを楽しんでみませんか?

飲んだビールは写真中央の「知覧茶麦酒」。南九州産の「ゆたかみどり」の深蒸し緑茶を使用したペールエールで、フルーティーな香りとお茶の程よい苦さが感じられます。美しい空ボトルはランプとして活用するのも「カタチに囚われないビールの楽しみ」
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。