【ビールのある風景in岩手】ビールの飲めない方でも楽しめる! いわて蔵ビール周年祭「まさかの真冬のビアフェスタ!」(2月23・24日開催)に行ってきました。
岩手県の最南端にあり、県内第二の人口・面積を擁する一関市。東京からは約450キロの位置にあり、新幹線で約2時間半で到着します。
ビール好きには、毎年8月に開催される「全国地ビールフェスティバルin一関」が有名ですが、寒い冬にも素敵なビールイベントが毎年2日間にわたって行われています。
今年もそのイベント、いわて蔵ビール周年祭「まさかの真冬のビアフェスタ!」の1日目に参加してきました。
“いわて蔵ビールは、世嬉の一酒造のビールブランドです。岩手の良さ・すばらしさをビールを通してお客様にお届けするというミッションのほかに、根底では「世の人々が嬉しくなる一番の酒を目指す。」という理念をもって醸造しています。そのため、いわて蔵ビールによって一人一人のお客様の喜びの瞬間にプラスになるビール造りを心がけています。新しいおいしさの発見や、ビールがつなぐ人の輪などいわて蔵ビールを通して感じていただければ幸いです。お酒はその人の人生を豊かにする飲み物と信じております。”
(世嬉の一酒造株式会社ホームページより引用)
世嬉の一酒造株式会社までは、一ノ関駅から徒歩約10分。イベント会場は、敷地内の「石蔵クラストン」というイベントホールと中庭です。
飲食は1枚200円のチケット制。最初は2000円の綴りで購入します。ビールMサイズはチケット2枚、Lサイズは3枚と引き換えです。早めに到着したので、先着50名にプレゼントされる「わんかっぷりん」の引換券もいただき、清酒も入っていて滑らかなのに濃厚なプリンを味わいました。
ビールはイベントホール内で限定ビールも含め8種類が提供されています。さらに、ホットビールや熱燗、ソフトドリンクなどもあり、ビールが飲めない方でも飲み物には困りません。
最初に周年祭限定のコーヒーゴールデンエール(写真左)をいただきましたが、色は黄金色なのに味はコーヒーという、ちょっと不思議なエールビールでした。コーヒースタウト(写真右)のほうは、やや苦めのコーヒーという味わいでした。
スタッフの方の手造りというフードも豊富。ホールの中ではパン、サラダ、スイーツなど、中庭では大鍋料理や焼き物が提供されていました。
中庭には足湯もあり、ビール片手に楽しめます。ビール工場から仕込み水を引いて温めているそうです。ちゃんとタオルまで用意されています。
この日のタイムスケジュール。イベントが盛りだくさんです。私も、12時からのサービングコンテストに参加してきました。
子ども向きイベントとして、一関ミートのマイスターのソーセージ作り教室やアイスクリーム作り体験などが準備されています。それ以外の時間でも、ホール2階が遊べるスペースとして開放されているので、子ども連れでも安心です。
関東近郊では、冬でも大小様々なビールイベントが開催されています。それでも、ビール祭りなのにビールが飲めない人でも楽しめ、手造り感あふれ、ゆったりと家族ぐるみで味わえるイベントはほとんどないと思います。多くの地元の方々が、ひとりで、グループで、家族で、笑顔で思い思いに楽しんでいる姿がとても印象的でした。(もちろん遠方から参加している方も、けっこういらっしゃったようです。)
今年もイベントを楽しませていただきました。もう今から、来年の開催が楽しみです。
来年まで待てない方は、その前に「全国地ビールフェスティバルin一関」や観光などで、ぜひ一関を訪れてみてください。普段でも、敷地内にある「蔵元レストランせきのいち」では、いわて蔵ビールと郷土料理などを楽しむことが出来ます。
《世嬉の一酒造株式会社》
〒021-0885 岩手県一関市田村町5-42
Tel:0191-21-1144
HP: https://sekinoichi.co.jp
*「蔵元レストランせきのいち」の営業時間については、事前に確認をお願いいたします。
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。