水を飲みながらビールを飲もう
スポーツで汗をたっぷりかいたら、
水を飲まずにガマンして、
ビールの最初の一口の旨さを楽しみにする。
そんな人多いでしょう。
かくいう僕も、30代まではそうでした。
本気の草野球を30年以上やってますが、
試合後の一口目がどんなに待ち遠しかったことか。
そしてそのために野球やっていた部分も大いにあったのですよ。
しかしこれ、相当身体に負担をかけて、よくない。
内臓への炭酸とアルコールの刺激、急激に上がる血中アルコール濃度。
そもそも、お酒を飲んでも、水分摂ったことにはなりません、
というか真逆で、水分はアルコール分解のためにさらに必要になってくる。
僕は、いまももちろん野球後のビールは楽しみですが、
試合後はまずしっかりと水を飲んでます。
とまずは健康面から水を飲もうと言いましたが、
ビールファンとして、味わいの観点からもはっきりと言っておきたいです。
ビアフェスなんかでは当たり前となっていますが、
「ビールを飲む時は、チェイサーとして水を飲みましょう」と。
ベルギービールなどが揃うビアバーでは、
銘柄が変わる時に口をいったんリセットするために。
何人かで回し飲みする時にはさらに効果的。
クラフトビールなど1銘柄をじっくり飲む時も、
ビール、ビール、水、ビール……なんてリズムで飲むと
そのたびに舌がリフレッシュされて、味がよくわかります。
食事とビールの味をうまく切り分ける意味でもいいですね。
僕も昔は、ビールと水なんて考えられない組み合わせでしたが、
今は、しっかりと飲みます。家で発泡酒なんて時でも、
量が進む時は飲みます。
さらに提言。
「水は氷を入れず、なるべく常温で」
お店では、ただ「お水ください」と言うと、ほぼ間違いなく
当たり前のサービスとして氷が入ってきます。
なので僕はどんなお店でも必ず
「お水ください。氷ナシで」とオーダーします。
それでもよく入ってくるので、そんな時は空いた器に氷を捨てます(笑)。
ビールは適した冷たさでいいとして
水は冷たくも熱くもない常温のほうが舌の感覚をフラットに戻してくれますよ。
冷たいビール→常温の水→冷たいビールと繰り返すことで
身体にはいいわ、味わいはわかるわといいことづくめ!
ちなみに僕は、日常、相当に水を飲みますが、
真夏でも常に常温です。
身体を冷やしていいことはまったくありません。
と人に言っていると、「じゃあオマエ、ビールはなんなんだ!?」
とよく言われるので、
「これだけビールが好きだからこそ、他はいっさい冷やさないんだよ!」
と返しています(笑)。
本当に、昔から、冷蔵庫の牛乳以外に、
アイスコーヒーやアイスティ、ジュースなど
1年中冷たいものは一切飲みません。
で、ビールは別腹!!
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