新潟のおいしい!を探しに【旅とビールと】
新潟と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
日本海、コシヒカリ、日本酒など、でしょうか。
さえぎるもののない、大きな空。どこまでも続く緑の木々と水田。
今回訪れて、この豊かな自然があるから、造られる食べ物やビールは美味しいのだなと確信しました。
旅の目的は、ビールを造っている場所を訪ね、ビールを飲み、美味しい料理を食べる。
造っている人、提供している人に、直接お話を聞けるのも楽しみです。
今回、訪れた新潟ビア旅をまとめました。
*妙高高原ビール
1日目は新潟県妙高市の「妙高高原ビール」からスタート。
妙高高原ビールは、ビアレストランの「タトラ館」で飲む事が出来ます。
当日のラインナップは、「ピルスナー、ゴールデンエール、ダークラガー、ヴァイツェン、ハネウマIPA」の5種類。
ハネウマIPAは限定醸造。
ハネウマとは、「新潟県上越地域の、春の雪解けによって、妙高山の中腹に現れる、跳ね馬のようにみえる雪解け模様」 の事を言うのだそうです。
妙高高原ビール、飲み放題は1500円。3種飲み比べの、セットは600円でした。
醸造所はビアレストランの奥にあり、ビアカウンターから銅製の釜を見ることが出来ます。
料理はバイキング方式で、焼肉や新潟の山の幸から蟹、コシヒカリや手打ち蕎麦もあり、盛りだくさんです。パンフレットには「和洋中・約100種のバイキング料理」とあります。盛りだくさん過ぎ!そりゃー、食べきれません!
ホテルがすぐ横にあり、そこには国内でも珍しい「黒泥湯、源泉掛け流し露店風呂」という温泉施設もあります。レストランでビールを飲み、そのまま寝られるなんて、ほんとに素敵です。
妙高高原駅からの送迎もあり、行き帰りの足も心配なし。
飲んで、泊まれるので、もちろん車で行っても、安心です。
*長岡・アオーレドイツフェスタ
2日目は妙高高原から、新潟駅を目指します。
ちょうど私が訪れた、6月16日は、長岡でビールの素敵なイベントがありました。
「アオーレドイツフェスト」
ドイツが誇る「食・産業・文化」を通じて、ドイツの魅力に触れる事ができる催しです。
ドイツビールや料理のほかに、県内外のクラフトビールも出店しています。たくさんのお客様が、ビールや食事を楽しんでいました。
新潟県内の、参加ブルワリーは、以下の通りです。
エチゴビール・胎内高原ビール・妙高高原ビール・妻有ビール・沼垂ビール・スワンレイクビール・ストレンジブルーイング・ライディーンビール
その他、県外のブルワリーも参加していました。
クラフトビールが注目され始め、新潟県内でも、ブルワリーが増えています。イベントも、年々規模が大きくなり、毎年の楽しみになりそうです。
*カーヴドッチワイナリー
3日目は新潟駅から「カーブドッチワイナリー」へ
カーヴドッチワイナリーは、ワイナリーの他、ブルワリー、葡萄畑、レストラン、スパや美容院がある、リゾート施設です。宿泊することも出来ます。
現地までは、新潟駅から送迎バスが出ています。所要時間は40分程度です。
施設内の「薪小屋」という、ビアレストランの中に、醸造施設があります。ビールはペールエール・ヴァイツェン・スタウトの3種類でした。
ランチコースのメニューでは、自家製のソーセージも、ビールと一緒に楽しむ事が出来ます。
今回、私は日帰りのランチと、スパのコースを予約しました。
スパで汗を流し、美味しいランチとビールを楽しむ。本当に贅沢で、幸せな時間でした。
新潟の、クラフトビールを訪ねる旅で、不便だなと感じた事は、交通の便が悪いこと。
電車の乗り継ぎもスムーズでなく、駅からはタクシーが、必要な場所も多いのが、実情です。
ただイベントに参加したり、送迎付きの場所を選べば、そんな手間も必要なく、ビールを楽しめます。
旅が終わると、また次の旅へ出たくなります。今度はどこで、どんなビールを飲もうかな。
考えるだけで、ニヤニヤしてしまいます。
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。