【山とビール】北海道のど真ん中!旭川での美味しい出会い
名山あるところに美味しいビールあり。
山登りが趣味の著者が登山旅行で出会ったビールを紹介するシリーズです。
暑い夏には涼しいところに行くのが一番。数ある避暑地の中でも北海道は外せません。
百名山制覇を目指す筆者が今年目指したのは大雪山のある旭川です。
大雪山とは?
登山に興味がない方でも名前は聞いた事があるのではないでしょうか。
大雪山は北海道のど真ん中にある2000m級の山々の総称で、正確には大雪山国立公園。その中で最も高い山が旭岳(2290m)です。途中まではロープウェイで登る事ができ、軽いハイキングコースでも本格的な山の景色を楽しむ事ができます。
登山に興味がある方はこちらの山行記録(外部サイト)をご覧ください。
大雪山でのビールとの出会い
大雪山には2つのロープウェイがあるのですが、今回は旭岳ロープウェイを利用しました。
乗り場の建物に入ると「旭岳麦酒」というビールが大々的に宣伝されています。ここの売店と食堂でしか販売されていないとのこと。
登る時にはぐっと我慢し、下山してからいただきました。スタイルはピルスナー。麦芽の旨味がしっかり感じられ、あと味のスッキリした美味しいビールでした。
大雪山での人との出会い
今回の登山旅行では旭岳山頂で面白い方に会いました。
「ビールどうですか?」と声を掛けられて「サッポロの方ですか?」と聞くと「いや、クラフトビールですよ」と!なんと山頂までビールサーバーを担いでクラフトビールの普及活動をされていました。
「クラフトビールで世界を笑顔に!」をモットーに、誰もやらないことをやろう、と「Hokkaido Beer Porter」として個人で活動されているとのこと。YouTube, Twitter, Instagramで活動を公開されていますので興味のある方は検索してみて下さい。
山小屋でも稀に樽生ビールを飲めるところがあり、筆者がビール好きになったきっかけでもあるので、山小屋でもクラフトビールも飲めるようになるといいなぁ、と思いました。
ビールの味の感じ方は気候や体調に左右されます。地域の気候に適したビールがあるように、山で飲むのに適したビールを考えてみると面白そうです。
旭川での美味しい出会い
そして外せないのは大雪地ビール。旭川駅から歩いて行ける距離に大雪地ビール館はあります。歴史を感じさせる立派な煉瓦造りの建物です。中に入ると入り口近くに醸造タンクが見えます。
早速ビールをいただきます。定番のケラ・ピルカ、萌芽、黒岳をいただきました。登山の後の疲れた身体もビールで蘇ります。またビールにあう食事メニューも豊富です。
大雪地ビールは1996年開業。北海道の農産物を生かした料理とビール作りに取り組まれています。今回はいただけませんでしたが、今年初めて旭川産の大麦とホップを使った限定ビールが作られたそうです。
クラフトビールがその地域の農産物の生産者と消費者の架け橋になる…そんな取り組みが着実に進んでいることを感じました。
旭川に行く機会がありましたら、ぜひ旭山動物園だけでなく地元のビールとの出会いもお楽しみ下さい!
大雪地ビール館
営業時間
・ランチ 11:30~14:00(ラストオーダー13:45)
・ティータイム 14:00~17:00
・ディナー 17:00~22:00(ラストオーダー21:30)
営業日:ホームページでご確認ください
住所:北海道旭川市宮下通り11丁目1604番地の1
電話番号:0166-25-0400
ホームページ:https://www.ji-beer.com/index.php
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。