ビールの歴史と醸造を一度に体験! 「サッポロビール誕生の地でビールの歴史と麦汁づくり体験ツアー」
2019年10月12日(土)13日(日)の2日間、札幌開拓使醸造所(北海道札幌市中央区)で「サッポロビール誕生の地で ビールの歴史と麦汁づくり体験ツアー」が実施されます。
このスペシャルツアーは今回で3回目。ビールの歴史の勉強と醸造の体験が一度にできるという、ビールファンにとって贅沢な内容のツアーです。
初開催(2017年)時に参加したレポートを兼ねて、ツアーの内容をご紹介します。記事の末尾にもありますが、9月20日(金)まで参加申し込みを受け付けています。
まずは、日本で唯一のビールの博物館「サッポロビール博物館」に集合。ガイド付きのコースツアーを見学しビールの歴史を体感します。
そして博物館から「サッポロファクトリー」へ移動します(タクシーの提供あり)。サッポロファクトリーの土地は、明治9年に開拓使がビール醸造を始めたところで、サッポロビールへと続く日本人によるビール造りの発祥地のひとつです。現在はサッポロビール直営のブルワリー「札幌開拓使麦酒醸造所」があり、明治初期から現在までビール造りが脈々と続いています。
札幌開拓使醸造所では普段から醸造設備を自由に見学することが可能ですが、このツアーでは場内の設備を使用して実際に麦汁づくりを体験します。
デコクションによる糖化で甘い麦汁を取り、ホップを加えて苦味を付けるところまで(発酵工程までは行いません)。糖化工程での豊かな甘味の麦汁と、煮沸工程を経て苦味が付いた麦汁とのギャップを体験できます。
麦汁づくり体験のあとは、会場隣接のビアレストラン「ビアケラー札幌開拓使」で札幌開拓使麦酒を試飲して解散となります。
またこの日、同じ敷地内のサッポロファクトリーでは「オータムビヤフェスト2019」(*)が開催されています。札幌開拓使醸造所がこの日のために仕込む「さっぽろミュンヒナー2019」、また北海道発祥のホップ、ソラチエースをフィーチャリングした Innovative Brewer「SORACHI1984」を楽しめます。
歴史から体験、最後にはビヤフェス。秋のビール三昧はいかがでしょうか。
*「オータムビヤフェスト2019 in サッポロファクトリー」はツアー前日の10月11日(金)から開催(初日は17時~22時)。12日(土)・13日(日)は11時~22時の開催です。
◆開催日程
(1)10月12日(土)12時コース(15時ごろ終了予定)
(2)10月12日(土)15時コース(18時ごろ終了予定)
(3)10月13日(日)12時コース(15時ごろ終了予定)
(4)10月13日(日)15時コース(18時ごろ終了予定)◆参加定員数
コース各回10名(4回開催・合計40名)
※参加者希望者多数の場合は抽選となります。例年人気のあるツアーですので、キャンセルがないようにお申し込みください。◆参加費
お一人様1,000円(税込) ※ツアー当日に受付にてお支払いください◆対象者
20歳以上の方◆ツアー内容詳細
・「サッポロビール博物館」でビールの歴史を学ぶ(約30分)
・「サッポロビアファクトリー」にある「札幌開拓使醸造所」へ移動し、ビール醸造技術者の元麦汁づくりを体験(約75分)
・会場隣接のビアレストラン「ビアケラー札幌開拓使」で札幌開拓使麦酒を試飲(約15分~30分)◆お申し込み方法
https://www.sapporobeer.jp/area/hokkaido/bakujyuzukuritaiken_2019/
◆お申し込み締め切り
2019年9月20日(金)正午お問い合わせ先
サッポロファクトリーインフォメーション TEL:011-207-5000 (10:00~20:00)
札幌開拓使麦酒醸造所 担当:田丸 TEL:011-252-8231 (平日10:00~17:00)
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。