[ブルワー,新商品情報]2019.11.11

【11月21日解禁!】ホリデーシーズンのプレゼントにいかが?サンクトガーレン “麦のワイン”2種を発売

2019年も残り2ヶ月。11月といえばワインのボジョレー・ヌーボーの解禁が今年は21日です。

その日に合わせてビアファンも楽しめる、ワイン並の高アルコールを持つビール“麦のワイン”2種が元祖地ビール蔵サンクトガーレンから各6000本限定で発売されます。

Barley Wine/Wheat Wine

写真提供 サンクトガーレン有限会社

2種の“麦のワイン”は大麦麦芽を使ったバーレイワイン“エル ディアブロ2019”と、小麦麦芽を使ったウィートワイン“ウン アンヘル2019”と見た目も映える悪魔&天使。

麦芽の使用量は通常の3倍

通常のビールはアルコール度数5%程度ですが、“麦のワイン”の名のごとく、2倍の10%となっています。高アルコールにするために通常の3倍の小麦/大麦麦芽を使って、他の原材料は通常ビールと同じくホップ、水、ビール酵母のみで醸造されています。

写真提供 サンクトガーレン有限会社 通常の3倍の麦芽使用

開栓するまで熟成は続く

通常のビールは発酵は終了して瓶詰めされ、瓶内発酵はしません。“麦のワイン”は工場タンクの一次発酵終了後に酵母を取り除き、また新しいビール酵母と微量の糖分(麦汁)を添加して瓶詰めされ、酵母の活動しやすい温度で数週間保管することで、瓶内で発酵が行われるのです。

賞味期限は5年間。鮮度が命!と言われるビールでも“麦のワイン”は熟成させることが出来るので、購入してまずは一本味わって、残りは来年以降の楽しみにとっておくことも可能なのです。(※)

(※)保存方法にはいくつか注意点があり、サンクトガーレンウェブサイトにポイントが書かれています。

【1】保存は必ず冷蔵庫で

【2】光を避ける

【3】温度変化を与えない

【4】振動を与えない

【5】瓶は立てて保管

(引用:サンクトガーレン有限会社ウェブサイト

“麦のワイン”2019年リニューアルのポイント

2006年より毎年限定醸造販売の“麦のワイン”ですが、今年は更に下記のポイントをリニューアル。

1. 麦芽を10%増量し、より濃密な飲み口へ

2. バーレイワインのホップを15%増量し、柑橘フレーバーをより強調

(引用:サンクトガーレン有限会社ウェブサイト

使用されたホップ品種はチヌーク、ナゲット、カスケード、センテニアルとなっています。

ワインのようなビール(ビールのようなワイン!?)と言う、飲んだことのない人には分からない“麦のワイン”。保存は冷蔵ですが、飲む際は常温がおすすめです。注ぐのはワイングラスにしてみましょう。トロリとしていて、麦汁の甘み、ホップの香りがビールを感じさせます。あとは百聞は一飲にしかず。一人でゆっくりと、仲間でワイワイと楽しんでみては。

【2種類の麦のワイン販売情報】

発売日:2019年11月21日(木) ※各6,000本限定

公式ネットショップでは予約が始まっています。

https://www.sanktgallenbrewery.com/barleywine/#unit-33924

写真提供 サンクトガーレン有限会社

【スタイル】Barley Wine/バーレイワイン(大麦のワイン)
【商品名】el Diablo 2019/エル ディアブロ2019(悪魔)
【主原料】大麦麦芽
【ボトル内容量】300ml
【アルコール度数】10%
【希望小売価格】1000円(税抜)

【スタイル】Wheat Wine/ウィートワイン(小麦のワイン)
【商品名】Un angel 2019/ウン アンヘル2019(天使)
【主原料】小麦麦芽
【ボトル内容量】300ml
【アルコール度数】10%
【希望小売価格】1000円(税抜)

【ボトル販売場所】サンクトガーレンのオンラインショップ、西武池袋本店、東急百貨店 吉祥寺店、イオンリカー(一部店舗除く)、横浜高島屋、京急百貨店、そごう大宮店、ながの東急百貨店、近鉄百貨店 上本町店ほか。

ウィートワインサンクトガーレンバーレイワインバーレーワイン

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

能秀和

ビアジャーナリスト

日系/海外の自動車メーカーエンジニアから現在は規格認証の仕事をやりつつ、横浜界隈のバー、ブリュワリーを巡りながら情報を発信しています。
家族も一緒にブリューパブで食事をしながらの週末取材が幸せなひとときです。

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