「人」×「もの」×「こと」の繋がりを大切に。「株式会社ホップジャパン」が次のステップに掲げるブルワリー設立に向けたクラウドファンディングを実施中
福島県田村市で2015年からホップ栽培をしている「株式会社ホップジャパン(代表取締役 本間誠)」が、日本産ホップでビール醸造を行う「都路ホップガーデンブルワリー」の立ち上げを目指すべくクラウドファンディングに挑戦しています。
本間氏が今回ブルワリーの立ち上げを決意したのは、アメリカ在住時にクラフトビールが単なる飲み物ではなく「人」「もの」「こと」を繋ぎ、笑顔になれる広い意味でのビール文化に共感し、日本でもいつかそんな場所をつくりたいと思っていたからです。
ホップ栽培を手掛けている彼らが、なぜブルワリーを立ち上げるのか? それは長年エネルギー産業に携わり、環境とエネルギー・持続可能な社会づくりをライフワークにしたいと考え、地産ホップをふんだんに使ったビールをつくり、1次産業から6次産業化に繋げていく「人」×「もの」×「こと」のサイクルを1つの町で展開したいという思いからです。
ブルワリーの予定地は、田村市都路地区にある「グリーンパーク都路」。福島第1原子力発電所の事故後、休眠状態となっており、このたび田村市より譲渡された建物を改修し、クラフトビール醸造所として活用していく予定となっています。
コンセプトは、「緑とホップの風が感じられるブルワリー」。施設では、ホップ収穫体験や施設内のオートキャンプ場が利用でき、収穫から飲むまでを体験できる場所となります。また、この場所で各種イベント、産直市場(日曜マルシェ)等を開催し、顧客とともに自然の中での体験を共有。循環型社会のビジョンを発信し、熱烈なホップジャパンファンを作り出したいといいます。
将来的には、モルト粕や食物残差を再利用した野菜畑・畜産を行い、それを活かしたチーズなどの2次加工品の生産と、それを活用したレストランなど施設内で作物の循環をさせる構想があります。
こうした広がりにより雇用の場が増え、シニア層にも農業に携わってもらったり、収穫した作物で婦人会などによる新たな地産品を開発したりと、ホップとビールで地域の人々が生き生きと暮らしていける循環型コミュニティーの「見える化」を目指していきます。
リターンは、「国内産ドライホップをお試しコース(5,000円)」をはじめ「クラフト生ビールとキャンプを楽しむコース(10,000円)」「クラフト生ビールとホップorナツハゼの収穫体験コース(30,000円)」などが用意されています。
★リターンの詳細はこちらから
クラウドファンディングの目標金額は300万円。チャレンジは12月26日(木)午後11:00まで。なお、今回は目標金額を達成した場合のみ、支援金を受け取ることができるAll or Nothing形式となっています。
日本産ホップを使ったブルワリーを目指す「株式会社ホップジャパン」のクラウドファンディング。共感していただける方、支援をしてみてはいかがでしょうか。
※こちらのリターンは20歳未満の方の支援はできませんので、ご注意ください。
※販売引換券は、醸造免許取得後の6月までに送られる予定です。
◆株式会社ホップジャパン Data
住所:福島県田村市都路町岩井沢北向185-6
お問い合わせ:information@hopjapan.com
Homepage:https://hopjapan.com/
Facebook:https://www.facebook.com/hopjpn/
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。