点と点を繋ぎ、線が集まればコミュニティとなる。京都に誕生した「DIG THE LINE 株式会社」は、豊かなコミュニティをまとい、遠く未来まで伸び続けることを願いサービスを開始しました
「DIG THE LINE株式会社(以下、DIG THE LINE)」。2019年5月7日(火)に京都市で、酒類の輸入及び輸出・酒類の販売・飲食業を目的に創業した新しい会社です。“Connecting Craft”をスローガンにヨーロッパ最先端・日本初上陸となるクラフトビールを取り扱います。さらに来春にはフラッグシップショップ「DIG THE LINE BOTTLE & BAR」を新風館(京都府中京区)にオープンします。
2019年12月12日(木)に東京 目黒にある「ANOTHER8」にて、事業やフラッグシップショップの説明、輸入するブルワリーのブランド説明及び試飲会が行われました。
■世界中の点を見いだし、街と人を繋ぐ
社名である「DIG THE LINE」は、線を見いだすという意味。代表取締役の大東赳彦(おおひがしたけひこ)氏は、社名の由来について「世界中の点と点を線として繋ぎ、その線を集めるとコミュニティが生まれます。そのコミュニティが遠く未来まで伸び続けることに願いを込めて名付けました」と説明。
日本酒の蔵元を営んでいた「株式会社酒八」が姉妹会社であり、「日本のクラフト酒類を世界に」という想いが会社設立の根幹にあります(※1)。
※1 現在は、日本酒の醸造は行っておらず、京都・東京にCRAFT BEER & SAKEで飲食店を展開している。
ヨーロッパに注目したのは、本社がある京都が歴史と文化が息づく街であり、昔と今が共存しているところが共通しているから。まだ見ぬヨーロッパのクラフトビールを通じて、京都とヨーロッパの街を繋ぎ、そこに住む人々を繋いでいくのが彼らのミッションなのです。
■6ヵ国21のブルワリーが日本に初上陸
来春のフラッグシップショップ「DIG THE LINE BOTTLE & BAR」に先立ち、2020年1月よりオンラインショップでの販売を予定。フランス、スゥエーデン、デンマークなど計6ヵ国21のブルワリーのビールを手掛けます。
代表してスウェーデンクラフトビール界の第一人者Marcus Hjalmarsson氏の「Brewski」と若干25歳にしてヨーロッパで絶大な人気を誇るワイルドエールのブレンダーTommie Koenen氏がプレス発表会のために来日。彼らのビールが振る舞われました。
「尖った」「クセのある」ビールをあえてセレクトしたとPRマネージャーである八田由貴氏が言うように、どのビールもキャラクターが際立っているが、重奏感があり、複雑な味わいながら非常にまとまりが良く、後に残らないため、もう一口と飲みたくなるビールばかりでした。
「ヨーロッパと日本の人たちは味覚が似ている」と、取締役COOを務める本間浩揮氏は話し、和食とのペアリングをいろいろ試してみたくなりました。
■フラッグシップショップ「DIG THE LINE BOTTLE & BAR」は、来春開業予定の新風館に
上述したように来春にフラッグシップショップ「DIG THE LINE BOTTLE & BAR」がオープン。コンセプトは、「Dig our story(クラフトワークにスポットを当てて)」「Dig up community(コミュニティの醸成)」「Dig the line(世界と繋がる)」の3つ。
店内で自社輸入のビールを楽しめるほか、ボトル・缶が購入できます。また、クラウラー充填機も備えており、ブース特設のエキストラタップ及びBARの8本のタップビールの持ち帰りも可能。よりカジュアルに自由に楽しめるサービスを展開します。
このほかの特徴として、日本酒や創作料理の用意に、プロオーディオブランド「Taguchi」とコラボレーションしたスピーカーとDJブースを配置。ゲストを招いたラウンジイベントを予定。クラフト酒と食と音楽を交えた“人が繋がる新たな体験が生まれる場”を目指します。
本格的にスタートするのは、少し先になりますが、オリンピックイヤーに京都にクラフトビールを盛り上げる楽しみなお店が登場します。
京都を訪れた際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
◆DIG THE LINE株式会社
住所:〚本社〛京都府京都市左京区浄土寺下馬場町49 〚東京オフィス〛東京都渋谷区神宮前5-29-9 #501
創業:令和1年5月7日
役員:代表取締役CEO 大東赳彦 取締役COO 本間浩揮
事業内容:酒類の輸入及び輸出・酒類の販売・飲食業
Homepage:http://digtheline.sakahachi.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/digtheline/
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。