「ビア・イラスト・コレクション」⑧「エヒト・シュレンケルラ・ラオホビア・メルツェン」
夏休み特別企画として、「ビア・イラスト・コレクション」をお届けしています。
毎日、1本ビールを選び、イラストと解説で紹介します。
第8日目は「エヒト・シュレンケルラ・ラオホビア・メルツェン」です。
ラオホRauchは「煙」という意味だ。旧市街地は世界遺産に登録されているバンベルグという街で生まれた。
ラオホビールの誕生は偶然によるものだ。ビール造りをしていた修道院の火事で燻された麦芽をそのまま使ったら、今までとは一味違うビールに仕上がった。「災い転じて福となる」そのものだ。この故事が記載された古文書はシュレンケルラ醸造所直営のレスト「シュレンケルラ」の入り口に今も飾られている。また、ボトルのラベルも同じ古文書のデザインである。
香りと味は非常にユニークで、ソーセージやベーコンを思い出させる。鼻からだけで充分に感じる燻製香は、口に含むとはっきりと広がっていく。こうばしいモルトやカラメル・フレーバー、薪、熾火のような香りも探し出すことが出来る。燻製料理はもちろん、燻製にすれば美味しい食材(鮭や鱒、豚肉やナッツ、チーズなど)や炙り料理との相性は抜群だ。
なお、イラストと原稿は2012年4月に「大和書房」から出版された「だいわ文庫:本当に飲みたい世界のビール」に掲載されたものである。
解説は一部だけを抜粋しているので、続きをご覧になりたい方はこちらで。
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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。