「ビア・イラスト・コレクション」④「アンカー・スチームビール」
夏休み特別企画として、「ビア・イラスト・コレクション」をお届けしています。
毎日、1本ビールを選び、イラストと解説で紹介します。
第4日目は「アンカー・スチームビール」です。
「アンカー・スチームビール」
アンカーは現在アメリカで急成長しているクラフトビール文化の先駆者と言える醸造所だ。1965年に当時20代だったフィリッツ・メイタッグがサンフランシスコにあった廃業寸前のアンカー醸造所を買い、再建した。この成功はその後のクラフトビルの希望となり手本となった。
アンカー醸造所のフラッグシップはスチームビールである。
スチームビールは別名カリフォルニア・コモンビールとも呼ばれるように、カリフォルニア生まれのビア・スタイルだ。
1849年ごろから始まったゴールドラッシュとともにサンフランシスコ近郊に集まった労働者向けに、カリフォルニアでもビール醸造が始まったのだが、本来は低温で活動させるべき下面発酵酵母を高温で発酵させたため一般的なラガービールよりも香り豊かなものに仕上がってしまった。ところがこの味わいが人気となり、新たな醸造スタイルとして確立したのだ。
なお、イラストと原稿は2012年4月に「大和書房」から出版された「だいわ文庫:本当に飲みたい世界のビール」に掲載されたものである。
解説は一部だけを抜粋しているので、続きをご覧になりたい方はこちらで。
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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。