「ビア・イラスト・コレクション」⑪「南紀白浜ナギサビール」
夏休み特別企画として、「ビア・イラスト・コレクション」をお届けしています。
毎日、1本ビールを選び、イラストと解説で紹介します。
第11日目は「南紀白浜ナギサビール」です。
「南紀白浜ナギサビール」
南紀白浜ナギサビールは、アメリカのクラフトブルワーズ・アカデミーでビール醸造を学び、カリフォルニアのラグニタス醸造所で修行をした眞鍋兄弟によって、彼らの故郷である和歌山県西牟婁郡白浜町に作られた。
定番のビールはペールエールとアメリカン・ウィート。もちろん、ペールエールはカスケードホップの香りが印象的なアメリカンスタイルである。
アメリカン・ウィートはその名前の通りウィート(小麦)を使ったビール。アメリカンスタイルは、ドイツやベルギーの小麦ビールとは違い、バナナのような香りは強くなく、さわやかな味わいが特徴だ。日本ではまだまだ珍しいビア・スタイルだが、本場アメリカでは非常に人気が高い。
もちろん、ナギサビールのアメリカン・ウィートもそのキャラクターを踏襲しているうえ、チェコのザーツ・ホップを使うことによりノーブルな仕上がりとなっている。
なお、イラストと原稿は2012年4月に「大和書房」から出版された「だいわ文庫:本当に飲みたい世界のビール」に掲載されたものである。
解説は一部だけを抜粋しているので、続きをご覧になりたい方はこちらで。
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