DIVE into BEER DIVERSITY 〜ビールをもっと自由に楽しもう!〜vol.3 Ryuda(リュウダ)
第3回目は「Ryuda」(リュウダ)さん。代々木駅から北参道へ抜ける商店街のビルの1F。お店の玄関はのれんに引き戸、と和の佇まい。そののれんをくぐって戸をすっと開けると「いらっしゃいませ!」と真っ白の割烹着を着た店長のともなりさんが出迎えてくれます。
- クラフトビール×和食
ともなりさんはビール業界に長い間身を置きながら、長年の板前経験も持つ異色の経歴の持ち主。それゆえRrydaさんのこだわりはクラフトビールと和食をどちらも楽しめること。
「クラフトビールだけでもなく、和食屋でもない。どちらにもよりすぎないバランスを大切にしたいです。」
ビアバーといえば明かりは少々暗めでムーディー、が一般的。それに対してRyudaさんの店内はすっきりと明るく、清潔感に溢れていてまるでお寿司屋さんの様。
タップで提供しているビールは常時10種類。セレクションのこだわりを伺いました。
「美味しいビールをつなぐこと。こだわりはこの1点です。」
なんとシンプル!!どのビアスタイルの中でもピカイチのものを選ぶことが自分の使命と言い切ります。
そしてお料理は、奥様の出身である島根から旬の美味しい食材を積極的に取り入れた、こちらもまた、その時期ピカイチのお料理をいただくことができます。
「この料理に絶対に相性がいいのはこのビール!」の時もあれば、「このビールの美味しさを引き立たせるためにはこの料理。」の時もあり、イチオシのペアリングを楽しんでいただきたいという思いから、コースメニューご注文の方にはお店オススメのビールをサービス価格で提供してくれます!
普段から料理との相性、お客さんの好みをふまえ、ほどんどともなりさんがビールを決めているそうです。その一番の理由は「お客さんに店にいる空間と時間を楽しんでもらいたいから。」確かに、ついついメニューを読みながらオーダーするのに悩んでしまう事ありますよね。
ただ座って美味しいビールとお料理を待つ。なんて贅沢なひと時でしょう・・・!
- 色んな縁が繋がって「Ryuda」がオープン
ともなりさんのビールキャリアはとてもユニーク。
板前の仕事に一度区切りをつけ、人生の休息期間として国内旅行中のこと。志賀高原のホテルバーの冬季限定の店長の募集をブログで見つける。その募集主は偶然よく行くバーの知人。連絡すると、明日からでも来て欲しいとの要請が。ちょうど沖縄にいたので一気に南国から雪国へ!
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そこで店長業務をしながらビアフェス出店をすることに。そこで偶然知り合った人が今度は別のビアフェスを手伝って欲しいと。
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そこへ行くとまた新たな別の人に、お店の欠員がでたからとお店の手伝いのお願いが。手伝いから仕事になり、なんと8年間勤めることになったのです!
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結婚を機に、これまでの経験を活かし、和食とクラフトビールの店を構えることを決意。ともなりさんの退社は昨年5月まで。新店の物件を探す中、気に入った今の物件の販売はなんと6月から。これもタイミングがぴったり!
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2019年10月。「Ryuda」オープン。
全て見えない糸で繋がっていて、このお店のための今までだったのではないか、と、思わせてくれる物語です。
ちなみに、店名の由来は「辰」と「巳」で、ご夫婦の干支。DaryuではなくRyuda。奥様の方を先に置くところに、ともなりさんの周りの方への感謝とリスペクトの心意気を感じます。
さぁ、席につくと、ふわ〜っと、台所から美味しそうな香りが。”絶対にビールに合う!”と確信できる香りに、食べたい&飲みたい気持ちがどんどん高まってきます・・・!是非、お腹を空かせてのご来店をおすすめ致します(^^)
〜イベントのお知らせ〜
DRUNK MONKEY BEER TIME 2020
3月20日(金) 19:00〜
志賀高原ビール6種とRyudaさんの和食6種をいただける至極のペアリングコース‼︎
会費:1万円 事前にご予約をお願いします。
こんな時におすすめ
・是非1軒目に。お料理はとても上品な和食なのでご家族を誘ってみてはいかがでしょうか。
・おつまみと美味しいビールをゆったりのんびり豊かな1人時間に。
・美味しいビールを一杯だけ飲みたい!という方は、立ち飲みカウンターもあります。こちらも人気です。
Ryuda(リュウダ)
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-29-12
Instagram
www.instagram.com/ryuda1001
Facebook
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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。