[イベント]2020.3.13

世界初!コオロギビールいよいよ発売!3月15日〜18日、渋谷パルコにて限定販売

ビールに愛された皆さまへ!

世界初のコオロギを使ったクラフトビール
コオロギビール POP-UP STAND by ANTCICADA
会期:2020年3月15日(日)〜3月18日(水)<11:00〜23:00・入場無料>
場所:COMINGSOON 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ1F
詳細はこちら:https://comingsoon.tokyo/cricketbeer/

 

昆虫が大好きな私です。田舎育ちなのですが、今は都内の住宅地に住んでいるので、なかなか愛する昆虫たちに遭遇することができないのですが、歳を重ねるにつれて昆虫愛が増しております。本棚の昆虫書籍を集めたらこんなにたくさんありました。(他、ファーブル昆虫記 全巻 など多数あり)

しかし、そんな想いも実践を伴わないため、しょせん机上の空論、妄想の愛でしかないわけです。季節が良ければ虫撮りなどもしているのですが、
「もっともっと昆虫を愛したい!」

それを現実に、世界に先駆けて牽引しているのが、昆虫食の魅力を探究する『ANTCICADA(アントシカダ)』(代表・篠原祐太 氏)です。

コオロギビールの開発と発売!with 遠野醸造

コオロギラーメンなどで知られる、昆虫食の魅力を探究する『ANTCICADA(アントシカダ)』(代表・篠原祐太)と、岩手県遠野市の『遠野醸造』(代表・袴田大輔)が、コオロギを原材料に使用した世界初のクラフトビール「コオロギビール / Cricket Dark Ale」を開発。3月15日〜18日、渋谷パルコ『COMINGSOON』にて限定販売いたします。

●商品名:コオロギビール / Cricket Dark Ale
●使用素材:フタホシコオロギ(福島県産)、麦芽、ホップ、酵母
●提供場所:遠野醸造 TAPROOM(3月15日提供開始予定)
ANTCICADAイベント
(提供情報はこちらhttps://www.instagram.com/antcicada.jp/

初お披露目は、渋谷パルコにて開催いたします。

コオロギビールの開発

今回開発した「コオロギビール/ CricketDark Ale」は、こだわりの国産コオロギを使って製造したビール(ダークエール)です。丁寧に焙煎したフタホシコオロギとローストモルトを麦汁に加え、コオロギの香りとうま味を存分に引き出しました。

清潔な環境下で食用として飼育され、丁寧に焙煎処理されたコオロギと、モルト (画像提供:ANTCICADA)

原料は「太陽グリーンエナジー株式会社」のフタホシコオロギを使用。コオロギたちは、福島県にあるファームにて、室温・湿度管理を徹底した最適な環境下で、社食のロスで出る野菜などを餌に育てられています。収穫後も、丁寧な洗浄と熱処理を加えているため、安心安全に召し上がっていただけます。

本ビールは、コーヒー、カカオ、カモミールのような香りが先行し、口に含むと苦味とコク、キャラメルの香り。うま味の余韻が長く続きます。尚、コオロギを原料として使ったビールは本商品が世界でも初めてのプロダクトです。(当社調べによる)

クリーミーな泡と重厚なコオロギの味わい(画像提供:ANTCICADA)

一人の時間や、仕事終わりにゆっくりと飲んでいただきたい一杯で、ビールの持つ香ばしい香りとゆったりとした苦味がビターチョコやコーヒーナッツ、ドライフルーツ等とよく合います。また、メキシコの燻製唐辛子「チポトレ」を使った料理との相性は抜群です。

開発背景 / 今後の展望

ゲテモノや害虫など悪いイメージが先行しがちな昆虫ですが、近年では、栄養価の高さに加え、環境負荷が低く、持続可能性が高い食材としても世界的な注目が集まっています。そして何より、豊かな個性や滋味深い風味など、食材としての魅力に溢れています。

料理人や研究者など多様なメンバーで活動(画像提供:ANTCICADA)

これまでANTCICADAでは、食材としての虫の魅力を伝えようと、2種類のコオロギで出汁をとった「コオロギラーメン」や、個性豊かな虫たちを使ったコース料理の提供、および商品開発に取り組んできました。

そして、さらに多くの人に、昆虫を身近に楽しめる機会を届けたいという想いから、クラフトビールに着目する中で、以前から原材料としての昆虫の可能性に注目していた新進気鋭の醸造所『遠野醸造』と意気投合、コオロギのポテンシャルを最大限活かしたクラフトビールを実現しようと試作を重ね、本共同開発に至りました。

ANTCICADAのイベントや、遠野醸造 TAPROOMでの提供を進める中で、改良を重ね、全国各地へ、そして世界に向けて、コオロギビールを届けていきます。

また、ビール作りで残るビール粕をコオロギに与えてみたところ、彼らの食いつきがよく、収穫したコオロギの味も優れていたため、「ビール粕を餌にしたコオロギ」を使用した循環型ビールの開発にも取り組んでいます。ANTCICADAは、引き続きコオロギのポテンシャルを探究し続けます。

ANTCICADA概要

(画像提供:ANTCICADA)

「動物も、植物も、虫も、分けへだてなく向き合える世の中」を目指して「昆虫食への先入観を払拭すること」に取り組む。とりわけ、2種類のコオロギで出汁をとった「コオロギラーメン」は、2015年『ラーメン凪』との共同開発以来、赤坂サカスや日比谷音楽祭、FOODEX JAPAN など全国各地で完売。フィンランドやエストニアでも人気を博した。2020年4月には、日本橋に「ANTCICADA」をオープン予定。商品開発にも注力、タガメのクラフトジン「タガメジン」や昆虫発酵調味料「コオロギ醤油」は話題を呼んだ。

●所在地:〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-4-6
●提供メニュー:コオロギラーメン、個性豊かな虫たちを使ったコース料理
●Instagram:https://www.instagram.com/antcicada.jp/
●Facebook:https://www.facebook.com/antcicada.jp/
●クラウドファンディングページ: https://camp-fire.jp/projects/view/193900
●WEB:https://antcicada.com

 

ご存知ですか?コオロギはバッタ目コオロギ科の昆虫なのですが、仲間にはスズムシやマツムシなど、秋に綺麗な音を立てる種類が多いのです。
有名な童謡「虫のこえ」の一番に出てくるのは、コオロギ科の昆虫ばかりです。羽を擦り合わせて、求愛や縄張りの警告音を立てているんですね。

さあ、渋谷PARCOと遠野醸造に行ける方、是非この世界初の素晴らしい試み、コオロギビールで乾杯しましょう!

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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

MJ

ビアジャーナリスト/Youtube JBJA Channelプロデューサー

ビールと昆虫とリコーダーと天然石が大好きです。JBJAではイベントサポートやBJAチューターも楽しんで取り組んでおります。人に寄り添う記事作成を心がけ、JBJA公式動画サイトJBJAchannelではMCを担当しております。
JBJA公式動画サイト:YouTube JBJAチャンネル

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