[イベント]2020.7.1

【第3弾7月31日〆】「VERTERE」で本物のラベルに! 似顔絵イラストで乾杯する「イラスト乾杯フェス」開催中

緊急事態宣言が全面解除となっておよそ1か月。
街には少しずつ日常が戻ってきました。ブルワリーや飲食店は各自予防策をとりながら、通常営業を再開しています。しかしながら、都市部を中心としたクラスター感染は続き、第二波の懸念がある中で夏のビールイベントは軒並み中止。秋以降に予定されているイベントも従来通りのスタイルとはいかない状況が続いています。

「ビアフェスに行きたい!」
「思いっきりみんなと乾杯したい!」

そろそろ、長引く窮屈な時間にもどかしさを覚えるころ。
そこで、ビール関係のロゴデザインや似顔絵イラストを得意とするビール専門イラストレーター、イソガイヒトヒサ氏が考えたのが「中止のないビアフェス」。架空の立ち飲み屋としてイベント中心に活動するTACHINOMI余市」の協力を得て、似顔絵イラストで開催する「イラスト乾杯フェス」が立ち上がりました。

5月に第1弾、6月に第2弾として参加者を募り、本日7月1日(水)~7月31日(金)まで、第3弾の募集がスタートしています。
イラスト乾杯フェス #3プロジェクトページ

似顔絵は「VERTERE」のオリジナルビールとして商品化!

「イラスト乾杯フェス」とは、似顔絵制作料+イラスト乾杯フェス会場入場料として、Peatixでチケット(10,000円~)を購入すると、参加者の写真をもとにイソガイ氏が似顔絵イラストを制作。完成した参加者の似顔絵を架空の“イラスト乾杯フェス会場”に集めて、1枚の作品として仕上げる壮大なプロジェクトです。チケット売上金額の半分がプロジェクトに協力する飲食店に寄付されます。

▲参加者から送られる写真がイラストに(1名分のチケットでペット1匹まで可)

▲集まった似顔絵が1枚の絵になる!

イラストの完成は8月の予定。
完成した作品は、奥多摩にある醸造所「VERTERE」でオリジナルラベルのビールとして実際に商品化されます。つまり、世界でたった1枚しかない、自分の似顔絵イラスト入りのビールが誕生するということです。
似顔絵ビールは協力店舗(「小杉湯となり」「TWO FINGERS CRAFT BEER」「VERTERE」「WATERING HOLE」)で販売予定。

▲イラストラベルのビールは奥多摩のブルワリー、VERTEREで製品化される

▲完成イラストでグッズも展開予定。もちろん参加者の似顔絵入りだ

参加者は思い思いの格好をして、好きなビールを片手に絵の中で乾杯!
さらに、完成した似顔絵イラストを大きなキャンバスにプリントして、参加者同士で本当に乾杯できるイベント開催まで予定しています(日程など詳細は状況をみて決定します)。
絵の中の乾杯からはじまり、ビール好き同士がリアルに乾杯するまでを目標とした夢のある企画です。新型コロナだろうが台風が来ようが、絵の中であれば「中止」はありません。

制作の様子は随時イソガイ氏のInstagramでUPされ、インスタライブで制作風景を配信しています。自分の似顔絵が仕上がっていく様子や、絵の中に少しずつ参加者が集う様子がわかるので、フェスができあがっていくワクワク感を味わえるはず。人数分のチケットを購入すれば、友達同士や親子、カップル単位で参加することもできます。

参加者94名で寄付総額51.5万円! 100人の乾杯まであと一歩

6月29日現在の申し込み総数は79名、参加スタッフ15名を合わせて合計94名の「イラスト乾杯フェス」参加者が決まりました。目標とする100人まであと少し。寄付総額は51万5千円となり、第1弾の寄付金を協力飲食店4店舗に届けに行きました。

▲第1弾分の寄付金を4店舗に届けに行った際の様子

店舗運営のための寄付金の心強さはもちろんのこと、ビアパブにとっては気持ちのうえでもこのプロジェクトの活動が大きな励みになっています。

イラストレーターとして、今できることを

イソガイ氏の「イラスト乾杯フェス」についての思いはSNSで綴られています。

https://twitter.com/HitohisaI/status/1256798554468712449?s=20

共同主催者「TACHINOMI余市」からのメッセージ。

「皆様、ビールでの乾杯はお好きですか?
コロナの影響で、皆様が楽しみにしていたイベントも、ほとんどが中止になり、 大切な人たちとの飲み会も中止。『美味しいビールで、思いっきり乾杯したい!』そう思っている『カンパイ不足』のビール王国読者の皆様。イラストの中のスェス会場で乾杯しましょう!!
皆様一人一人の乾杯が、ビール業界の支援になります。
ぜひ、楽しんでご参加していただけたらと思います!」

でも参加者が多すぎたらフェス会場に収まらないのでは……?
ご心配にはおよびません。そこはプロですから見せ方はお手のもの。
イソガイ氏「参加者が多ければ多いほど『ウォーリーを探せ』のような楽しさがあると思います」
フェス会場で友人や知人を探してみるのもゲーム性があっておもしろいですね。絵の中ならいくら「蜜」でもへっちゃらです。

遠距離恋愛中のカップルや単身赴任中のお父さん、今すぐには会えない大切な人とフェスに参加するのも素敵ですね。筆者も猫と一緒に参加するので、この記事を目にしたあなたも一緒に乾杯しませんか?

【プロジェクト概要】
「イラスト乾杯フェス」

募集期間:2020年7月1日(水)~7月31日(金)
参加方法:
1、下記、Peatixのプロジェクトページから参加チケットを購入。
https://peatix.com/event/1538508
2、下記アドレスに購入したチケットのスクリーンショットと乾杯ポーズ写真を添付して送信
illustration.kanpai.fes@gmail.com
3、イラストの中で乾杯!
※応募方法詳細は以下のページを参照
https://note.com/isobrewing/n/n098055779977


【主催者プロフィール】

■イソガイヒトヒサ■
ビール専門イラストレーター。「PATAGONIA Provisions」や「ヤッホーブルーイング」など、クラフトビールメーカーへアートワークを提供するなど、ビールをデザインからアプローチして多様性・魅力を伝える。
【HP】https://isobrewing.com/
【Instgram】https://www.instagram.com/isogaihitohisa/

■TACHINOMI余市■
「余白のある市場」がコンセプトの、まだ実店舗のない架空の立ち飲み屋。
『素人だけどできることは自分で』をテーマに『立ち飲み屋』ができるまでの過程をゆるく更新中。その瞬間を楽しみなかがら、イベントを軸に活動を行っていく。実店舗は『運と縁』任せ〜
【Instagram】https://www.instagram.com/proshirout/
【note】https://note.com/tachinomi_yoichi/n/ncfdaad087b8c

TACHINOMI余市TWO FINGERS CRAFT BEERVERTEREWatering Holeイソガイヒトヒサイラスト乾杯フェス小杉湯となり

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

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この記事を書いたひと

山口 紗佳

ビアジャーナリスト/ライター

1982年愛知県知多半島出身、大分県大分市在住。中央大学法学部卒業。
名古屋で結婚情報誌制作に携わった後、東京の編集プロダクションで企業広報、教育文化、グルメ、健康美容、アニメなど多媒体の編集制作を経て静岡で10年間フリーライターとして活動。現在は大分拠点に九州のビール事情をお伝えします。

【制作実績】
フリーペーパー『静岡クラフトビアマップ県Ver.』、書籍『世界が憧れる日本酒78』(CCCメディアハウス)、雑誌『ビール王国』(ワイン王国)、グルメ情報サイト『メシ通』(リクルート)、ブルワリーのウェブサイトやPR制作等

【メディア出演】
静岡朝日テレビ「とびっきり!しずおか」
静岡FMラジオ局k-mix「おひるま協同組合」
UTYテレビ山梨「UTYスペシャル ビールは山梨から始まった!?」
静岡新聞「県内地ビール 地図で配信」「こちら女性編集室(こち女)」等

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