DIVE into BEER DIVERSITY〜ビールをもっと自由に楽しもう!〜vol.4 Omnipollos Tokyo(オムニポロス・トウキョウ)
スウエーデン・ストックホルム発のクラフトビールブランド「オムニポロ」が日本初上陸。2020年8月1日(土)日本橋兜町にオープンします。これがアジアでも初進出とのこと。これまで渋谷のお店にフォーカスして取材してきましたが、ビールのダイバーシティを語るのに、オムニポロは欠かせないブランド。さっそくプレオープンの会に行ってきました!
外観はこちら。約70年親しまれていた鰻屋さんを改装した店舗。いわゆる看板、ではなくポップなネオンに店名が入っています。オシャレ〜〜!
店内の様子はこちら。
屋根の下をあえてスケルトンにしているので天井空間が広く、間口の割に圧迫感がない。スカイブルーの鮮やかな色と木材のコントラストが素敵でした。しかしまぁ、店内全部この色にしてしまう発想が、なんて斬新、と思っていましたが、それもそのはず、店舗デザインを担当したフレドリック・ポールセン氏は昨年のスウエーデンデザイナーオブザイヤーにも選ばれたほどの実力者。
そして、オムニポロのアートディレクターKarl Grandin(カール・グランディン)氏
によって、ビールの缶、グッズ、一つ一つ、遊び心に溢れるデザインになっています。
さあ!では、ビールを注文しよう。
5. Pleroma Mango Orange Passionfruit Crème Brûlée Sour Soft Serve (6 %)
“夏にぴったりのソフトサーバーでお楽しみください。” ソフトサーバーってなんでしょう?
ドン!これか!これ、遊園地とかでみるやつですね。こちらぐわんぐわん回ってます。これを上にトッピングして・・・
はい!できました!こんな感じです。見た目もユニークですね。さっそく飲んでみると・・・
んー、冷たい!!シャリシャリです。マンゴーシャーベットみたいでさっぱり。そしてこの層が厚いのですぐにはビールに辿りつかない笑。少しこのシャーベットを楽しんでいると溶けてきて、ビールといい感じに一体化してきます。オレンジやマンゴーのトロピカルなフレーバーと甘酸っぱさが夏にぴったり!!
オムニポロは”Change the perception of beer, forever”(ビールそのものの概念に、常に変革を起こし続ける)というブランド理念を掲げていますが、提供するビール全てがそれを体現しています。
ブルワーのHenok Fentie(ヘノク・フェンティ)氏 は自身の子供に考えたアイディアを美味しそうかどうか聞いてみてレシピに活かすこともあるそうです。“どんなビールを作るか”ではなく“美味しい飲み物は何か、そしてそれをビールでどう表現するのか”という発想。クリエイティブな思考で変革に挑んでるんですね。ブルワーってクリエイターでもあるんだなぁ。
独創的なアイディアで作られたビールをもう一つご紹介します。
11. Bianca Raspberry Lassi Gose Soft Serve (7 %)
こちら、飲んだ時メープルシロップやパイなどの濃厚な甘さがありながら、ラズベリーやカシスみたいなパワフルな果実味も感じます。そして上にシャーベットのせ。美味しいデザートビール。こんなビール飲んだことないです!!
独創的なアイディアとそれを受け止めることができるビールの懐の深さ。飲料としてのポテンシャルや可能性を改めて感じました。
常時11タップでいただけるビールはスウエーデンからの直輸入。フードも販売しています。
斬新なアイディアで生み出されるビール、どんどん広がる多彩なオムニポロワールドをお店で体験してみてはいかがでしょうか。
Omnipollos Tokyo(オムニポロス・トウキョウ)
中央区日本橋兜町9−5
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。