ビールや新ジャンルの値段が変わる!? 2020年10月から酒税が変わります
2018年4月の酒税法改正で発表された発泡性酒類(ビール、発泡酒、新ジャンル)の税率改正。いよいよ本日より第一段階の改正が行われます。
今後、発泡性酒類は2023年の改正を経て、2026年に酒税が統一されます。
各ジャンルの改正は以下の通りです。
<ビール>
2020年9月まで:77円
2020年10月から:70円(7円DOWN)
2023年10月から:63.35円(6.65円DOWN)
2026年10月から:54.25円(9.1円DOWN)
最終的に22.75円DOWN
<発泡酒(麦芽比率25%未満の場合)>
2020年9月まで:46.99円
2020年10月から:46.99円
2023年10月から:46.99円
2026年10月から:54.25円(7.26円UP)
最終的に7.26円UP
<新ジャンル>
2020年9月まで:28円
2020年10月から:37.8円(9.8円UP)
2023年10月から:46.99円(9.19円UP)※2023年10月から新ジャンルは発泡酒区分に統合
2026年10月から:54.25円(7.26円UP)
最終的に26.25円UP
※すべて350mlあたり
2026年までにビールは22.75円下がり、発泡酒は7.26円、新ジャンルは26.25円ともに上がります。
2020年10月から350ml缶(税込)を例にすると、220円のビールだと213円。140円の新ジャンルだと150円(小数点以下は四捨五入)になります。
2026年10月からは350ml缶(税込)を例にすると220円のビールだと197円(小数点以下は四捨五入)。160円の発泡酒だと167円(小数点以下は四捨五入)。140円の新ジャンルだと166円(小数点以下は四捨五入)になります。
※新ジャンルは2023年10月に発泡酒に統合されるので数値は参考。
酒税が統一された後もビールと発泡酒(新ジャンル)では一定額の差があるので、節税型の商品がなくなるということはないと予想します。
今回の酒税変更により、ビールと新ジャンルの価格が変わると思われますが、価格は店舗により決まるので、実際にどの程度価格が変動するかわかりません。
近所のコンビニエンスストア、スーパー、酒販店を確認して、皆さんのライフスタイルに合った購入先を選んでください。
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