【JBJAChannel】『負けず 小説・東洋のビール王』端田晶氏 出版記念インタビュー
ビールに愛された皆さまへ!
今日公開のJBJAChannelは、この9月に発売されたばかりの
『負けず 小説・東洋のビール王』端田晶 著 (幻冬舎)
を記念しての特別インタビューです。
私もAmazonで予約して購入し、事前にしっかり読んでインタビューに臨みました。
サッポロビールの顔ともいえる、端田晶氏
端田晶氏といえば、サッポロビール文化広報顧問であり、2017年まではサッポロ本社ビルにあるヱビスビール記念館の館長も務められていました。ビールに関するエッセイ集なども8冊上梓されていて、講演会も多くこなしていらっしゃいます。
また、その抱負な知識もさることながら、軽妙な語り口と気さくなお人柄でタレント性も高く、講演会では満員御礼、講演後には行列が出来てファンがサインを求めるほど。
馬越恭平は、端田氏がビールのエッセイ集でも数多く取り上げ、注目をしてきた人物です。
端田氏が理事を務める(一社)日本ビール文化研究会の開催する日本ビール検定(通称びあけん)にも、ちらほらと出題されたり、選択肢に出てきたりするのでした。
激動の明治~昭和を駆け抜けた風雲児は大変多く存在しますが、三井物産の立ち上げから大きく育て、商才を活かして日本麦酒醸造の立て直し、そして戦時から戦後を見据えての合併でシェア7割以上の大日本麦酒へ導く。日本で誰もが胸襟を開いてビールを酌み交わすビアホールを作ってくれた、私たちの大恩人ともいえます。
時代の顔ともいうべき、世間にも愛された馬越恭平。地位も名誉も得て財も成し、茶の世界でも趣味人としても大成した非常にパワフルな人物です。
「馬越恭平の参考文献は溢れるほどある。数多くの文献や記事から、むしろどこを使って何を省くか、それによってスピード感を読者に感じてもらうようにすることが大変だった」
と、著者の端田晶氏。
「戦前は大変な有名人だった馬越恭平。文献や本だけでなくゴシップ雑誌や新聞にも多く掲載されているのに、戦後はまったく埋もれてしまっている。こんなすごい人間がいたことを、もっと知ってもらいたい」
音を立てて変わっていく激動の時代のスピード感とダイナミックさを表現し読者をその世界に引き込む腕前は、小説家・端田晶として確立された、記念すべき一冊となったといえます。
端田氏の熱い気持ちが5年もの執筆活動を経て、今ここに形になりました。
幻冬舎のサイトからも試し読みも出来るので、ぜひ一度読んでみてください!
https://life.gentosha-go.com/ud/books/5f4619c477656145e7000000
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私は、NHKの大河ドラマになってもいいのではないかと、ひそかに思っております。主演は西田敏行がいいのですが。
動画で語られる端田さんの熱い思い、是非ご視聴くださいね!
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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。