新年 明けましておめでとうございます。
新年 明けましておめでとうございます。
一般社団法人 日本ビアジャーナリスト協会代表の藤原ヒロユキです。
2021年の幕開けです。
2020年は大変な年でした。
今思えば、私自身も春ぐらいまではまだ甘く考えていたと思います。
4月にテキサス州で開かれる予定だったワールドビアカップが中止となると聞いた時、「えっ? 出来るんじゃないの? ホテルも飛行機もキャンセルしなきゃぁ~。めんどくさいなぁ」と感じたことを反省しています。
ビール業界においても、大きな打撃を受けた1年でした。
飲食店のお客さんが減り、ビールの消費量が低下し、ホップなど原料の売り上げの低下にも及びました。
多くのイベントが中止になり、ビールが余ってしまうことになりました。
この落ち込み状態は、現在も続いています。
そんなビール業界に何かできることはないか?
JBJAとしては、微力ではありますが「note」を使って4月から「ビアバー支援プロジェクト」という活動を行いました。
具体的には、【ビアジャーナリストがビアバーの紹介記事を書き、noteに掲載する】→【その記事を読んだ読者からの購読料を”紹介されているビアバー”に寄付する】といったものです。
短い期間でしたが、集まったお金の総額は167,805円になりました。
そのなかには、このプロジェクト自体への寄付も含まれていたので、それらは【K100プロジェクト並びに日本産ホップ推進委員会】と『新型コロナウイルス感染症対策に関する業務や研究に役立てるため』への寄付として【国立国際医療研究センター】に送らせていただきました。
さて、2021年はどうなるのでしょうか?
ワクチンの開発が進んでいることは明るい材料です。
とはいえ、変異種も現れ、楽観視はまだできないとのことです。
ワクチンや新薬が行き渡れば、非常事態はおさまるという意見が多いようですが、本当の意味で「ビフォアー・コロナ」に戻ることができるのでしょうか?
2020年で、私たちの生活は大きく変わりました。
3密を避ける、不要不急の外出を控える、ソーシャルディスタンスを保つ、テレワーク、在宅勤務、リモート会議、ワーケーション、オンライン飲み会‥‥‥。
今までは一部の人達しか行っていなかった様式や言葉が一般的になってきました。
プラスに考えるとするならば、距離やその距離を移動する時間の節約といった部分でしょうか。
フレッシュホップフェストのイベントでは、ポートランドから生配信もありましたし、ビアジャーナリストアカデミーのオンライン講座は北海道から沖縄、さらにはカナダからの受講者も参加できました。
もちろん、それ以上にマイナス面が大きいことは否めません。
コロナによって色々な変化が起こっています。人生観やライフスタイルが変わった人もいるに違いありません。
今年もJBJAは、ビール業界とビールを愛する人達を見つめ、その動向を伝えていきます。
ビールを通じてHappyな世界を創っていけるお手伝いができればと思っています。
Happy New Year. Enjoy Happy Life with Beer.
Cheers.
雪の京都与謝野より
藤原ヒロユキ
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。