イベントレポート/「北海道を旅する無料オンラインセミナー ~グランポレール&SORACHI1984~」に参加してみた!
2020年12月13日にサッポロビール×Amazon共同企画「北海道を旅する無料オンラインセミナー ~グランポレール&SORACHI1984~」が開催されました。
今回は、「SORACHI1984」に使われているホップ「ソラチエース」と同じ1984年生まれで、「サッポロ マイワイン体験教室」というぶどう栽培からワイン醸造までを体験できるセミナーなどで「グランポレール勝沼ワイナリー」に通い詰めた、私「たかひさ」が実際に参加しました。前日までのワクワクと、当日参加してみて特に印象的だった出来事やエピソードを中心にご紹介していきたいとおもいます!
目次
どんなオンラインセミナーだったの?
皆さんは、「SORACHI1984」や、「グランポレール」シリーズのワインを飲まれたことはありますか?
この2つには「北海道」という共通点があります。
「SORACHI1984」は、北海道の空知郡上富良野町で誕生し、サッポロビールが初めて品種登録したホップ「ソラチエース」を100%使用したビールです。
そして、「グランポレール」は、北海道・余市産のぶどうを使った「余市ケルナー」や「余市ツヴァイベルトレーベ」などのワインを作っています。
今回のオンラインセミナーは、サッポロビール発祥の地”北海道”の原材料からこだわって作った ”SORACHI 1984” と ”グランポレール” の魅力をたっぷりと知ることができるセミナーだったのです。
なぜこのイベントが開催されることとなったのか、こちらの記事に詳細が載っていますのであわせてご覧ください。
北海道の大地が生んだビールとワインがコラボレーション 無料オンラインイベントも開催
届いたその日からわくわくが止まらないっ!!
「【オンラインセミナー案内状付 北海道を味わうワインとビールのセット】SORACHI1984×グランポレール 余市ツヴァイゲルトレーベセット」をAmazonで注文しました。そして、数日後お目当ての品が到着しました。
ここからは当時の模様を実況でお送りします(笑)。
丁寧に包装された箱を開くとそこには…
来ました!やりました!!素敵です!!!
黄金に輝く宝箱。この瞬間からワクワクが止まりません。
気持ちは子ども時代にタイムスリップ!
キラキラ輝いたものが大好きだったあの頃、
そして誕生日にプレゼントをもらったときに感じたあの気持ち。
そんなテンションで箱を開けます。
オープン!!
そこには、白い鮮やかな「SORACHI1984」の缶が4個、重厚な「余市ツヴァイゲルトレーベ」のボトルが1本。白と黒のコントラストが目を引きます。
そしてこの招待状、素敵じゃないですか!憎いじゃないですか!!
いやが上にも期待が高まります。
イベント開催が待ち遠しい。早く始まらないかな♪
そんな気持ちで来たる当日を待っていました。
待望の瞬間!オンラインセミナーはじまる!!
来たる当日、セミナー開始前にしっかりと準備をします。
まず、冷蔵庫で冷やした「SORACHI1984」を取り出し、そして、「余市ツヴァイゲルトレーベ」も箱から出します。
グラスはもちろん、一昨年開催されたイベント「SORACHI1984 FUN FAN BEER FEST
~とことんソラチな一日を!~」の参加者特典だったSORACHI1984グラス。ワイングラスもばっちりです。おつまみも北海道産でそろえてみました。
さぁ、オンラインセミナースタートです。
まずは、髭男爵のひぐち君が登場。
髭男爵は、山田ルイ53世さんとひぐち君で構成されるお笑いコンビで、「貴族と執事」という設定のもと、ワイングラスを掲げながら、「ルネッサーンス!」と叫ぶギャグでブレイクしました。ひぐち君は、そのお笑いスタイルから様々なワインイベントに招待されたことがきっかけでワインエキスパートを取得。ワインの普及に貢献してきました。
ひぐち君は昨年、一般社団法人日本ソムリエ協会の名誉ソムリエに就任されています。
素敵ですよね。カッコいいですよね。
どんな司会をされるのかわくわくします。
そして、ひぐち君から
スペシャルゲストの
Amazon ソムリエ 原 深雪さん
グランポレールアンバサダー 大越 基裕さん
SORACHI1984 ブリューイングデザイナー 新井 健司さん が紹介されます。
専門的見地から、どんなエピソードや内容をお話しいただけるのか、興味津々です!
■まずは「SORACHI1984」で乾杯!
まずは乾杯ですよね。しかし、単に乾杯したわけではありません。
そこは、SORACHI1984 ブリューイングデザイナー 新井さん。
注ぎかたによる「SORACHI1984」の違いを感じてみよう!
ということで、注ぎかたのセミナーが始まります。今回は2種類の注ぎかた。
1つのグラスは、グラスを置いたまま注ぎ、とにかく泡を立てます。
もう1つのグラスは、グラスを傾けてゆっくり注ぎ泡を立てないようにします。
そうすることで、同じビール、同じグラスなのに味わいが違ってくるのです。
でも、待って!
目の前には泡がたっぷりのビールグラスが1つだけ。
私、1つしかビールグラスを用意していませんでした。
そう思ったとき、ひぐち君が「急いでもう1つグラスを用意して」とのご案内。
さてどうしたものか。以前イベントでいただいたグラスは当然1つしかありません。悩んだ末、ここは“ちょっと贅沢なビール”を注ぐためのグラスを選択。
こちらは、グラスを傾けなるべく泡を立てないよう頑張って注ぎます。
完成!2種類の注ぎかたをしたビールのグラスが並びました。
いよいよ乾杯です。
まずは、泡を立てずに注いだほうのグラスで乾杯となります。
ご発声はひぐち君。
これは。もしや…
アレをするのでは!?
そんな私の期待に彼は応えてくれました。
やったー!「ルネッサンス」で乾杯だ!!
グラスを持つ手も踊ります。
そのときひぐち君から衝撃のひとこと。
「私は『ルネッサンス』する方じゃないですが…」
そうだった。「ルネッサンス!」を叫ぶのは、相方の山田ルイ53世さんの方だった…
いや、だからこそ貴重!
ということで、「ルネッサ~ンス!」乾杯。待望の瞬間です。
くぅっ~!!!うまい。
炭酸の心地よい刺激が強く、飲みごたえと喉ごしも強いです。この飲みごたえ好き!
すかさず、もう1種類の泡を立てたグラスのほうを飲んでみます。
こちらの方は、「勢いよく注いだことで、香りが外に出るので香りが楽しめる」と新井さん。
ソラチエース由来のレモングラス、ヒノキの香りがしっかりと伝わってきて、
こちらもたまりません。
これを飲みながら、お話を聞けるとはなんて素敵なひとときなのでしょうか。
そして乾杯のあとは、SORACHI1984のホップの話へと続きます。
■ソラチエースを知り、「SORACHI1984」を知る
さて、ここからは、オンラインセミナーではどんなことが話されたのかレポートしていきます。
「SORACHI1984」のコーナーでは、ソラチエースの誕生から、「SORACHI1984」が発売されるまでのストーリーを聞くことができました。
そこで感じたのは、ソラチエースには、ドラマや映画が作れるほどの物語や歴史があったということです。
・1871年に北海道岩内郡岩内町で野生のホップが発見された(1871“いわない”のゴロで覚えましょう。日本ビール検定で出題されるかもしれませんよ!)
・それをきっかけに北海道でホップ栽培が始まった
・ソラチエースは、生まれた当時は日本で望まれない香味のホップだった
・そのようななかでも、ソラチエースの可能性を諦めなかった人たちがいた
・その人たちが、ソラチエースの可能性をアメリカに信じ、ソラチエースをアメリカに渡らせた
・しかし、アメリカでも長い間日の目を見なかった
・ソラチエースが、その魅力を引き出してくれる人に出会えた
・ソラチエースを使ったビールが人気になり、アメリカそしてヨーロッパに広がっていった
・ソラチエースのことを全く知らなかった新井さんがドイツに留学した
・その留学先で、新井さんが「サッポロビールから来た」と話したところ、他の醸造家からソラチエースの話があり、そこで初めて、『サッポロビールが初めて品種登録したホップ』、ソラチエースの存在を知った
・そして、新井さんが「ソラチエースがこんなに海外で有名なら日本で日本の人向けに絶対ソラチエースを使った商品を出さないといけない」と思った
・ドイツ留学時商品開発をしていなかった新井さんが、帰国後商品開発部にたまたま配属された
このどれ1つが欠けても「SORACHI1984」は誕生しなかったということです。
ここまでの道は運命だったのでしょう。
でも、それは運命だけではなくて、このソラチエースが魅力的であり、その魅力を伝えたい人々の想いがバトンとなってつながり、今日の「SORACHI1984」の形となったのだと思います。
そのようなソラチエースにまつわる歴史を聞き、
より一層「SORACHI1984」が美味しく感じられました。
■日本のワインの可能性を知り、余市のぶどうの魅力を知る
次は「グランポレール」のコーナーとなります。
ですが、イベントレポートの続きに入る前に、
この記事を読まれているビール好きの皆さんへ質問です。
日本のワインにどんなイメージを持たれていますか?
「美味しくない」、「甘い」、「土産物」、そんなイメージがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今やそのイメージは過去のものとなっています。
その土地の土壌と気候にあったワイン用ぶどうが栽培され、そのぶどうにあった醸造を行っているワイナリーが非常に増えています。
こだわりをもって作っているクラフトブルワリーが増えているのと同じ現象が、ワイン業界でも起きていると考えればイメージしやすいかもしれません。
ぜひ、ビール党の皆さんもどこかの機会に日本ワインを試してください。日本ワインはとってもおいしいですよ。
1点だけ気を付けてほしい点を補足すると、「日本ワイン」とは、国産ぶどうのみを原料とし、日本国内で製造された果実酒のことを言います。つまり、ぶどうもワインも日本国内で作られたワインのことをいいます。国産のワインと書かれているもののなかには、輸入した濃縮ぶどう果汁を使ってワインを作っているものなどもありますが、「日本ワイン」には該当しません。ぜひ「日本ワイン」と書いてあるものを選んで試してみてください。
さて、イベントの本題に戻ります。
日本ワインへの想いや将来の展望について
大越さん、原さん、ひぐち君が語り合うのを
余市ツヴァイゲルトレーベを飲みながら聞きます。
大越さんから、グランポレールの魅力について、
・同じ企業でワイン用ぶどうの4つの産地を保有していること
・自分たちの管理の下でワインを作っていること
・同じ設備を使って同じ醸造家が産地の異なるぶどうを使ってワインを作っていること
・これらから、日本ワインがより魅力的に感じられる構造を作っていること
などが挙げられました。
確かに同じ醸造家さんが各地のぶどうを使ってワインを作っているケースは少ないんです。
それを行っているグランポレールの先見の明に感動しました。
グランポレールの4つの産地の中で、北海道余市にある契約栽培農家「ヒロツヴィンヤード」の弘津敏さんがVTRに登場。
広大で美しいヒロツヴィンヤードの風景とともに、ここでのぶどう栽培について、弘津さんが語ります。
語りの中でたまに出る、弘津さんの北海道弁、その素朴さに親しみを感じました。
しかし、「ワインのことは詳しく分からないが、自分の原料は余市一、北海道一、日本一だと自負をしている」「そう思って毎日手入れに励んでいる」と、自らの育てるぶどうに対する自信は、まさに職人。非常にかっこよかったです。
すごく魅力的なVTRでした。
これからグランポレール余市ケルナーをいただくときは、弘津さんの顔を浮かべながらいただきたいと思います。
様々な人の想いがアロマ、フレーバーに加わる。それは美味しいものになりますよね。今日より明日、明日より明後日に飲む「グランポレール」の味がますます楽しみになりました。
■ほかにも魅力たくさんだったオンラインセミナー
印象的な部分をピックアップして紹介しましたが、
他にも再びひぐち君の「ルネッサ~ンス」からワインをテイスティングしたり、「SORACHI1984」や「余市ケルナー」、「余市ツヴァイゲルトレーベ」にあう料理が登場したり、Amazonソムリエの活用について説明があったりと本当に内容の濃い約100分のオンラインセミナーでした。
「SORACHI1984」のソラチエースは1984年に誕生、そしてサッポロビールが余市でワイン用ぶどうを作ったのも1984年、そんなエピソードも飛び出し、このコラボイベントが行われたのは必然だったのだと実感しました。
いつか、余市のぶどう畑や上富良野のホップ畑で、収穫のお手伝いをしたり、畑のなかで乾杯したりできたらいいなと、この先のコラボイベントの展開に妄想を膨らませています。これからの「SORACHI1984」、「グランポレール」が歩むストーリーに引き続き注目したいと思います。
オンラインセミナーはまだまだ参加できます!
以上がこのオンラインセミナーのレポートとなります。
この記事をきっかけに興味を持っていただけたら嬉しいです。
そして、このイベント参加したかった!
そんな方に朗報です!!
この「北海道を旅する無料オンラインセミナー ~グランポレール&SORACHI1984~」はYouTubeでご覧いただけます。
◆サッポロビール×Amazon共同企画「北海道を旅する無料オンラインセミナー -グランポレール&SORACHI1984-」の視聴はこちらから
そして、Amazonにて北海道を味わうアソートセットも購入できますので、ぜひ試してみてください。
■北海道を味わうアソートセット 概要
★【オンラインセミナー案内状付 北海道を味わうワインとビールのセット】
SORACHI1984×グランポレール 余市ケルナーセット(SORACH1984 350ml×4本 白ワイン 中辛口 750ml×1本)
★【オンラインセミナー案内状付 北海道を味わうワインとビールのセット】
SORACHI1984×グランポレール 余市ツヴァイゲルトレーベセット(SORACHI1984 350ml×4本 赤ワイン ミディアムボディ 750ml×1本)
オンラインセミナーだからこそできる後追い参加。
私も、次の「SORACHI1984」、「グランポレール」をあけるタイミングでは、またひぐち君の「ルネッサンス」を聞きながら乾杯したいと思います。
グランポレールブランドサイトはこちら
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。