生産終了したビールも入っています。「Full Sail BREWING」の公式ショップオープン記念セットが発売中
アメリカ・オレゴン州Hood Riverのクラフトビール「Full Sail BREWING(以下、フルセイル)」。日本では2017年より株式会社友和貿易が輸入をしています。
「フルセイル」の創業は1987年。ブルワリーでは、醸造で使用する水の大幅な削減やビールのパッケージングは風力発電を利用するなど環境面に配慮をしたビール造りをしています。また、麦芽やホップの原料なども地元産にこだわり、防腐剤や刺激物などは使用せず、自然な原料で醸造をするなどEnvironment(自然環境)、Ingredients(原料)、Geography (地理、地勢)、Heritage(伝統)、Taste(味わい)の5つを大事にしているブルワリーです。
「フルセイル」のビールは、以前よりスーパーや酒販店などで販売されていましたが、2020年12月より公式ショップを開設。より身近に購入できるようになりました。
現在、公式ショップではオープンを記念した特別な飲み比べセット(2,750円<税込>)もあり、株式会社友和貿易の大木さんによると「フルセイルの様々な顔が楽しめます!」とお得なセットになっています。
公式ショップオープン記念セットは、1番人気の「HOOD RIVER HAZY IPA」やフラッグシップビールである「Full Sail AMBER ALE」、特別にストックしていた2年熟成の「Full Sail WASSAILL WINTER ALE 2018」が2本ずつ計6本のセットです。
「HOOD RIVER HAZY IPA」は、スーパージューシー&ドリンカブルがウリのHazy IPAスタイルです。ホップはアザッカ、モザイク、アマリロをふんだんに使用。華やかな香りと柔らかい口当たりのジューシーなビールです。今回はセットでのご紹介ですが、単品購入の場合、450円(参考上代・税別)と低価格で楽しめるビールです。
「Full Sail AMBER」は、1989年から造り続けているフルセイルの中心的存在。トーストの香ばしさやビスケット、カラメルを思わせる香りに、ローストフレーバーが心地いいビールです。流行りのホップの効いたアメリカンアンバーエールではなく、伝統的なアンバーエールに仕上げています。
「Full Sail WASSAILL WINTER ALE 2018」は、ブルワリーの方針もあり、今後の醸造予定がないビール。ベースはイングリッシュストロングエールで、地元産ホップもしっかり効いているハイブリッドなウィンターエールです。長期熟成に向いたビールということで、株式会社友和貿易さんがストックしていたビールを今回販売することになりました。
ドライフルーツのような果実の香りにモルト由来のカラメルも重なり、液温の上昇とともに重層的なアロマが楽しめます。アルコール度数は7%と高めですが、口当たりは重くなく滑らか。グイグイいけますが、ゆっくりと味わいたいビールです。
この他にもバーボンウイスキーの樽で熟成させた「Top Sail Imperial Porter」や「Bourbon Barrel Aged Imperial Stout」も公式ショップで購入できます。
公式ショップオープン記念セットは、バラエティに富んだビアスタイルが楽しめます。オレゴン州のクラフトビールは、ホップが効いたビールをイメージしている方もいると思います。しかし、現地では伝統的なビアスタイルのビールを提供しているブルワリーもあります。それを感じるには良いセット内容だと思います。
公式Facebookページでは、最新情報がアップされています。ぜひ、そちらからも「フルセイル」の魅力を感じてください。
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Full Sail BREWING JAPAN Data
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