春水堂発!本格台湾茶xビール「ティービール」〜Dive into Beer Diversity vol.5 〜
あのタピオカミルクティー発祥のお店、春水堂から、なんと「ティービール」が2021年3月1日(月)発売します!気になるそのお味と開発背景についてご紹介します。企画の決め手になったのはコロナ禍でもお客様に楽しんでもらいたい、という開発担当者の愛がありました。
- 「ティービール」って?」
副原料としてお茶を使用しているビールもありますが、これは違います。
ビールになんと春水堂のお茶を注ぎ入れるのです!
注いでいるのは、認定を受けた「お茶マイスター」が丁寧に淹れた春水堂の無添加・香料不使用のお茶にオリジナルのきび砂糖シロップを合わせたスペシャルブレンド。
ビールとお茶が混ざりあっていく〜〜!!
このユニークな商品を考案したのは台湾茶と同じくらいビールを愛するマネージャーの伊藤貴弘さん。
早速お話を伺いました!
- コロナ禍だからこそ生まれた”あと入れ発想”
「春水堂の中でも、アルコールを提供できるのは世界中でこの渋谷マークシティ店だけなんです。オープン時からお茶を使ったカクテルはあったのですが、立地的に仕事帰りのお客様が多く、”ビールはないの?”とよく聞かれて。なのでマーケットはあると確信していました。ただ、春華堂はお茶屋さんなのでただビールを出すのことは考えられませんので、メニューについては思案していました。それよりもオープンが昨年6月でしたので、目下コロナ禍、お店の運営に関する宿題がたくさんありました。」
そんな厳しい状況でも春水堂らしいビールメニューの開発に静かに情熱を注ぎ続けていた伊藤さん。
「最初はお茶の中にビールを入れようとしました。でも、あとからビールを注ぐと泡が綺麗に出なかったり分離してしまったりうまくいかなかったんです。」
そこで閃いたのは、コロナ禍のお客様のインサイトをついた逆転の発想でした!
「思い切ってあとからお茶を入れてみたんです。そうしたら泡はきめ細かいですし、とにかく混ざっていく様子が面白い!これなら、お一人様であっても、お客様自身で注ぐ事でビール時間を楽しんでいただけると思いました。」
“タピオカミルクティー同様、完成させた商品を提供しなければいけない”、という固定概念を捨て、今だからこそ、お客様にビールと台湾茶を通じてどんな新しい価値体験を提供できるのか。
考え抜いたアイデアですね!
- 華やかなジャスミンと香ばしい鉄観音
ベースのビールは同じで、お味は2種類。
早速試飲させていただきました!
「ジャスミンティービール」
口元に近づけると、かすかにジャスミンの香り。でもそんなに強くはなく。
飲むとキレのあるすっきりとしたビールの第一印象はありながら、
すぐジャスミンの華やかな香りが広がり鼻腔を突き抜けて行きます。
「鉄観音ティービール」
口に含むと鉄観音特有の力強い香りに圧倒されます。
これぞ高級台湾茶の迫力。
お茶の焙煎香がビールとシンクロし、芳醇なビールに大変身!
ビールの苦味・お茶の香りや渋みにキビ砂糖シロップの甘みが入る事でバランスし、全体を上手くまとめてあげている印象です。お茶の分量や甘さの調整が絶妙だなぁ・・・!
このレシピのこだわりを伺いました。
「台湾茶の魅力を伝えることが我々の大きなミッション。なので、それぞれのお茶のどこを生かすか考えました。台湾茶がもともと好きな人に新しい飲み方として提案したいし、純粋なビールファンにも好きになってもらいたい。この2つがポイントでした。」
伊藤さんが試行錯誤を重ねた結果、厳しい台湾本国のチェックではなんと一発合格!!
ご本人もちょっとびっくりだったとか(笑)
努力の成果ですね!
- お茶とビールの共通点
春水堂の正式名称は「春水堂人文茶館」。最高のお茶で人々が集う場所という意味が込められているそうです。人々を繋ぎ、潤滑油にもなる。どちらもコミュニティのハブとなる存在。またビールやお茶を囲んで集えるまであと少しの辛抱。
今は「ティービール」で、ひとりエンターテイメントを是非楽しんでみてはいかがでしょうか。
■商品概要
商品名
「ジャスミンティービール」 ¥600(税込)
「鉄観音ティービール」 ¥600(税込)
発売日
2021年3月1日(月)
販売店舗
渋谷マークシティ店限定(テイクアウト・スマタピ不可)
東京都渋谷区道玄坂1-12-3 渋谷マークシティ4F
電話 03-6416-3050
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