【JBJAChannel】麦酒処ぬとりで熱い想いを聞いてきた!
ビールに愛された皆さまへ!
今日公開のJBJAChannelは、埼玉県川口市にあるブリューパブ、
目次
麦酒処ぬとり
のご紹介です。
川口駅から徒歩10分弱、住宅街の中にビール工場があるなんて!
麦酒醸造家を目指して3年
山田泰一さん、こばさんのご夫妻と出会ったのは6年前。私もビアジャーナリストアカデミーを受講する前のことでした。それから数年、ビールにまつわるイベントを主催したり、注ぎのための勉強をしたり熱心に取り組んでいると思っていたのですが、ある時から泰一さんは、ブルワーになるための修行を始めました。
友人・知人・仲間の設備での醸造サポートなどを経て、「いつになったら自分のお店・醸造所を持つの?」と皆から言われ続けて、そうして3年が経ちました。
念願の川口の地で物件に巡り合い、2020年10月、「麦酒処ぬとり」が実店舗としてオープンしたのです。
2月8日、「朱花のぬとり」リリース
泰一さんが自分で作り上げたビール醸造設備で、「100%自己責任で」作った最初のビールは「朱花のぬとり」というベルジャンタイプの赤い液色の美しいビールでした。
リリース当日は、なんと愛妻であるおかみ(こばさん)のお誕生日。愛情あふれるバースデイプレゼントに、心が温まります。
泰一さんが自らの醸造設備で作ったビールのファーストバッヂを飲みたい!と、ビールつながりの友人・知人、ご近所のお客さまも沢山来店したそうで、取材当日にはもう残量僅かになっていました。
麦酒の広い可能性を試したい!
赤いベルジャン酵母のセゾンビールの「朱花のぬとり」、そして2月20日リリースの小麦麦芽を用いたIPAの「白毬のぬとり」。この2液種については、今後もブラッシュアップさせていく予定ということでしたが、
「性格的に、一つの銘柄の品質を突き詰めていくより、広くビールの可能性をどんどん試していきたい」
と語る泰一さん。今まで沢山ビールを飲んできて、やりたいことやアイディアがきっと頭の中で順番待ちの状態なのでしょう!
これからの泰一さんの動向から目が離せません!
食を通じたストーリーテラー
温かい肉に触れたことがきっかけ
麦酒処ぬとりで調理を担当しているのが、「おかみ」ことやまだこばさん。家庭的で栄養面も考えられたおかみの手料理にはファンも多い。
「狩猟や農業をもっと勉強して、ここから私たちなりのメッセージを伝えていきたい」
というのがご夫婦の目指しているところ。
フジヤマハンターズビールからの声掛けがあり、昨年12月に静岡市の山間部での鹿狩りに参加することになったご夫妻。そこで、鹿を待ちながら、猟師の方から教わること、語ってもらうことがあり、それぞれの立場や歴史、いろいろな側面から「食」について考えるきっかけがあったそうです。
「今まで山を走り回っていた鹿だから、まだ肉が温かいんです。
スーパーなどで購入する食肉って、だいたい冷たいじゃないですか。
この温かい肉に触れたとき
『私たちはいのちを頂いているんだ』って実感したんです」
みんなに知ってもらいたい
麦酒、とくにクラフト(地ビール)については、「まだまだ一部の知っている人だけの飲み物」と感じている山田ご夫妻。
ここにきて体験してもらいたい
「近所の人たちに、ここに麦酒工場があるということを知ってもらって、いろいろなことをここで体験してもらえればと思う。この店は、ワンちゃんも小さなお子様連れの方も歓迎ですし、麦酒を飲まない人でも、ここにきて果物のジュースを飲んだり、お食事を楽しんでもらえれば、と思っています。」
お二人のお人柄に惹かれ、おいしいビールとお料理に誘われて、取材は土曜日の昼間だったのですが、オープン直後からお客さまがどんどん入ってきます。そして、皆楽しそうにおいしい時間を楽しんでいました。
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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。