【スワンレイクビール】ハチミツをつかったビールMiel Blanc【限定醸造】
令和3年3月10日より、スワンレイクビール の限定醸造、Miel Blanc (ミエルブラン)が再販された。
Miel Blancは2017年に初めて限定醸造として登場し、2回目は2019年、以降毎年3月に発売されている、副原料にハチミツを使用したビールだ。
私が初めてこのビールを飲んだのは、2017年。このビールが初めて発売されたときだ。その頃はビールにハマり始めたばっかりで右も左もわからなかった頃。
ハチミツの甘さをイメージしていたが、飲んだ感想は、「あれ?全然甘くない!」とイメージとのギャップに戸惑ったことを覚えている。
勉強するうちに、ハチミツの糖分は、ブドウ糖と果糖がほとんどを占めており、いずれも単糖類のためビール酵母の餌となり(分解してアルコールと炭酸ガスにするため)甘味が残りにくいと知った。
また、二次発酵でワイン酵母を使用することでフルーティーな酸味とクリーンで繊細な味を表現しているようだ。
上品なデザイン
【ブルワーより】
今年も造りました。『ドライ』で『ドライ』で『ドライ』なビール。
ミエルブランに使用する副原料の『ハチミツ』と、二次発酵で使用する『ワイン酵母』は、どちらも出来上がりのビールをドライな印象にさせる役割があります。その特性を最大限に引き出す為に『brut製法』で製造しました。
《 限定醸造 》
Miel Blanc
alc.5%
ハチミツ由来のほのめく甘さ、けれどもドライな口当たり。ワイン酵母が醸し出すフルーティな酸味とクリーンで繊細な味わいが身体に沁み渡ります。
令和3年3月10日より販売開始となります。
数量限定の為、無くなり次第終了となります。お見かけの際には是非ともご賞味くださいませ。
Beer of Luck!!
(スワンレイクビール Facebookより引用)
Brutと聞くと、詳しい方は「糖分分解酵素を使用して糖分を限界まで分解させ酵素を使って、比重は最低1.000を切って限りなくゼロに近づける、かなりドライなビール etc….」と考えるだろう。
しかしながらMiel Blancは、Brut製法とはいうものの、モルトのおいしさも残すため、糖を完全に切らせるわけではないという。モルトのほどよい甘さとドライさを絶妙なバランスで仕上げている、まさに職人技だ。
実際に飲んだ感想だが、まず、ハチミツの甘い香りはあまり感じない。私が飲んだのはボトルだが、炭酸もしっかりあり、ドライで飲みやすいためごくごくいけてしまう。ドライながらもモルトの風味を感じることができ、ワイン酵母によると思われる酸味、後味には、優しいハチミツの風味を感じる。前述の通りハチミツの甘さは強くないが、モルトの風味とあいまって、ナッツのハチミツ漬けやハチミツビスケットのような味わいを少し感じることができた。
ハチミツ?ワイン酵母?Brut?と気になった方はぜひお試しいただきたい。
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