ビールに愛された皆さまへ！

今日公開のJBJAChannelは、弥生三月・桜のビールを楽しみましょう！ということで、お花見より一足お先にビールで桜を楽しむ回となりました。

まず一本目は、

サッポロサクラビール

こちらのビールは、サッポロビールが去年もリリースしたサクラビールという復刻版の今年バージョン！

大正2年より、九州初のビール工場^※で

製造されていた「サクラビール」を現代風にアレンジしました。
「サクラビール」は、大正から昭和初期にかけ親しまれた歴史あるビールです。
香ばしいコクと、すっきりとしたのどごしを両立させたバランスの良い味わいをお楽しみください。

※1913年（大正2年）、北九州門司地区に竣工。
その後サッポロビール（株）が継承し、2000年まで九州工場としてビールの製造を続けました。
現在は“門司赤煉瓦プレイス”として、ビール文化や歴史を発信し続けています。

「現代風にアレンジ」とは。どんなものなのでしょうか。
本物を飲まないことにはわかりづらいところもございますが、何はともあれ、飲んでみての感想は、

「おいしい！」「日常にちょっと色を添える普段着の嬉しさ」「普段から顔を会わせる母の笑顔のような普遍的な価値」

と、大絶賛。というのも、普段飲み比べをするようなビールは、何かちょっと違う・特別な製法・一歩進んだ・・・といった、どこかキラキラした要素のある、よそゆきの顔を持っていることが多いからなんです。

このサッポロサクラビールの素晴らしいところは、日常に埋もれてしまいそうなありきたりな味わいをもちながら、絶対不変の確かな品質と飽きの来ない味わい、日常のささやかな喜びこそちゃんと味わって楽しみたくなるような、そんな気持ちにさせてくれる価値のあるラガービールという点です。

抽象的でも申しわけないのですが、しっかりとしたボディ感がありながら重すぎず、苦みとコクに正統派ラガーらしい控えめなアロマが、非常に優れたバランスの上に成り立っているというところなのです。

それと引き換えに、よそゆき感が一歩も二歩も出ているのが、

サンクトガーレンさくら

毎年恒例のお愉しみにもなっている、サンクトガーレンさくら。

本当に、春になって発売が決まると、「春だなぁ」と嬉しい気持ちになりますね。そして、毎年飲み続けているビアファンだけの特権が

「去年と比べてこんなところが変わった！」と実感できることです。

本当に、今年のは去年と違います。

何が違うと思ったかというと、昨年までは「桜餅を食べているような」という感覚で褒めちぎっていたのですが。今年のサンクトガーレンさくらは、より「ビールに寄せてきた」という感じがするのです。

軽やかで、さらっと飲めるビール。それでいて、桜餅・道明寺のたおやかな和菓子の味わいを香りに残しつつ、桜のアロマが鮮やかに香る。本当に、毎年ブラッシュアップを続けて、今後もずっとずっと飲み続けていくのが本当に楽しみなビールなのです。

今年のサンクトガーレンさくらを、収録の時に初めて飲んだのですが、去年の味わいとの違いに二人で大感激しておりました。

そんな桜を題材にしたビールをあじわいつつ、収録後に見つけてしまったこのビール。（動画内では取り扱っておりません）

はい、自宅で一人でこっそりと楽しませて頂きました。

網走ビールの桜DRAFTです。液色がピンク！　あまりの可愛らしさにのけぞりました。でも、味わいはしっかりホップの苦みとモルトのコクを思わせるビールです。本当にビールです。そこにふんわりと「桜の花びらを使用」ということもあり、桜アロマもやさしく漂います。

もう一度飲みたいと思って、買ったお店を探してみたのですが、あまりに無意識に珍しいビールを見つけたら買うクセがついているので、よく立ち寄るどのコンビニで、スーパーで、酒販店で、エキナカのお店で買ったのか、全く思い出せず、うろうろした挙句に2回目の購入が叶わず帰宅するはめになってしまいました。単に売り切れてしまっていたのかもしれません。最初に購入してから3日と経っていないはずなのですが。

去年もJBJAChannelでは、もっと桜モチーフのビールを本数をそろえて飲み比べを楽しんでいましたが、皆さまもぜひ、テーマを決めた飲み比べなどを楽しんでいただければと存じます！私たちも色々なビールの楽しみ方を皆さんと一緒に見つけていけたらと思っております。

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