池袋 Ale House エールハウス その魅力
池袋 エールハウスとは
新型コロナウイルスが流行しています。以前のようにお店で時間を気にせず、ゆっくりとビールを楽しむ事が出来ない日々が続いています。大好きなビアバーでの楽しみがひとつ消えてしまったように感じます。でもそんな中、時短営業の要請に振り回されながらも、お店は頑張って営業しています。
こんな時だからこそ、ビールを楽しむために外飲みしませんか?
今回は素敵なビアバーを紹介します。
池袋西口から数分、芸術劇場へ向かう途中、最初のお店の目印は、地上の看板です。案内通り階段を降りて店内へ。中は薄暗く、重いドアを開ける最初の一歩は少し勇気がいります。
「Ale House エールハウス」
お店の出会いとその魅力
このお店の魅力のひとつは、様々なイベントをしていることです。
新年会や花見、年越しカウントダウン。店員さんやお客さん同士の交流の場となっています。
私がこのお店を知るきっかけになったのは、2018年の大人の遠足イベントでした。
東京都狛江市にある「籠屋たすく」というブルワリーが遠足場所。
遠足ではビールについてブルワーさんから醸造のお話しや、醸造所見学もありました。もちろん、試飲も。
誰一人、顔も名前も全く知らない状況での参加でしたが、ビールという共通の話題があり、すぐに打ち解ける事ができました。
スタッフの方々や遠足に参加しているお客さんの雰囲気に惹かれ、その後定期的に通うようになりました。
ちなみに2019年の大人の遠足は埼玉県秩父市にある「秩父麦酒」でした。
その日の夕食会場に選ばれたのは、秩父駅からほど近いウイスキーバーの「ハイランダーイン」
そのセレクトは当然の事。エールハウスはビールだけでなく、ウイスキーも豊富に揃っています。様々なウイスキーを楽しむことが出来、ウイスキーに関するイベントも開催されています。気分に合わせてビールだけでなく、お酒のセレクトも出来るなんて、とても魅力的です。
エールハウスの店員さんは、お客さんとの距離の取り方がとても上手だと私は思います。
店長の林 亨(はやし とおる)さんを始め、スタッフのみなさんがいつもフレンドリーに迎えてくれます。一人で訪れても、タイミングよく声をかけてくれ、とても居心地が良い空間です。ひとり飲みにはぴったりです。
林さんは、日本地ビール協会のビアテイスターの資格を持っています。また研修も兼ねて、国内外のビールやウイスキーの醸造所を訪れており、お酒全般の知識が豊富です。
林さんにお店のビールの事についてお話しをお聞きしました。
「レギュラービールは定番のギネスとエーデルピルス、ペールエールそしてリアルエール。
それぞれがとても思い入れがあり、大切なビールです。
そしてゲストビールはスタッフの嗜好だけでなく、ビアスタイルのバランスを取りながら、お客様が飲みたくなる、楽しめるビールを限られた種類の中でセレクトしています。
ビール数を限定する事で、鮮度が良く美味しい状態でビールを提供出来るように調整しているんです」お話しの中からも、林さんのプロ意識の高さが感じられます。
エールハウスの背景
エールハウスのオーナーは鈴木博行(すずき ひろゆき)さん。同じく池袋にある「Oasis」「Bar Oasis」に続く3店舗目に、このお店オープンさせました。鈴木さんは、元々、インテリア関係の営業マンです。イギリスのビアバーのような店内。鈴木さんののセンスが存分に活かされています。
エールハウスは、2001年にオープンしました。
うブリテッシュパブとライブハウスを融合させた店内には、大型スクリーンで映画上映やスポーツ観戦などの放映があり、ステージではブルース、ジャズ、ロックなどのライブが楽しめます。また料理は手作りにこだわり「ハギス」や「フィッシュ&チップス」など英国フードメニューが中心です。
どれもビールとの相性は抜群。ビールは樽生が10種類、ボトルは約60種類が揃っています。
「oasis」は70〜80年代のアメリカンロックと美味しいお酒、「NONSUCH」は、英国音楽とクラフトビールが楽しめるロックバー。
共通点は全て音楽とお酒をテーマにしたお店。
店長の林さんはこうお話しされていました。
う「なるべくお店で気持ち良く過ごして頂ける様にようにお客様に接する時は距離感、空気感を大事にしています。お店が初めての方でも、常連の方でも好きそうなビールや音楽、持ち物などキッカケを探して話しかけるようにしています。
生活の一部である音楽とお酒。オーナーや店長を含めスタッフ全員が同じ気持ちでいるからこそ、心地よい空間が生まれているのでしょう。
一緒に楽しめる自分の居場所を求めて、たくさんのお客様がまた今日もお店を訪れています。
店舗情報
住所: 東京都豊島区西池袋1-16-8 山口ビルB1F
電話番号: 03-3980-4845
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。