「ふるさとチョイス」から酒類業界を家飲みで応援する企画がスタート
東京では、2021年4月25日から3回目の緊急事態宣言が発令中です。緊急事態宣言が発令された地域では、お酒を提供する飲食店に対して休業要請が出されました。これによりビール業界をはじめとするお酒業界は大きな打撃を受けています。
そのような中、全国1,788自治体、35万点以上の地域の名産品などを取り扱うふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」では、「酒類提供禁止で大打撃!酒類業界を家飲みで応援」企画を始めました。
酒類提供禁止で大打撃!酒類業界を家飲みで応援特設ページはこちら
色々なお酒の内、ビールは当協会副代表野田幾子さんが選定。5月1日(土)~11日(火)の期間中に18ブルワリーのビールを楽しめるセットが登場しています(※)。
野田さんに同企画への思いを聞きました。
「新型コロナウイルスによりクラフトビール業界は大変な苦境に立たされ続けています。飲食店はビールを持ち帰れるよう期限付酒販免許を申請したりブルワリーは自社オンラインショップをオープンしたり、短時間で大幅な戦略変更を迫られました。
3回目の緊急事態宣言は、発令まで1週間足らずなうえ内容にも衝撃を受けました。ビールを仕込んで出来上がるまでの日数は、おおよそ1カ月。このままでは多くのビールが行き場を失ってしまいます。この企画を通して『飲んで応援』していただきたいと切に願います」
野田さんは、5月5日(水)16時からオンラインイベント「今こそトライ! ふるさと納税~申し込みからその後の手続きまでマルっと解説!~」にも出演。グラスの違いで変わる香りの立ち方やフードペアリングビールの楽しみ方など、「南信州ビール ヤマソーホップ」を紹介しながらクラフトビールの魅力をお伝えします。
オンラインイベントでは、申し込みから返礼品到着までがどのような流れなのかをわかりやすく説明してくれます。
「納税という“応援”が、自治体でどのように使われるかを知るチャンス。ふるさと納税を通して、クラフトビールそのものはもちろん、そのビールを生み出す地域も身近に感じてもらいたいですね」と野田さん。
オンラインイベントは、「ふるさとチョイス公式」Youtubeチャンネルよりライブ配信します。
今回の緊急事態宣言は、2週間程度を想定しています。しかし、延長された場合は飲食店の休業も続くことになります。緊急事態宣言の延長は、飲食店やブルワリーにとって更なる打撃を受けることになります。
厳しい状況ですが、ビールファンができる身近なサポートはビールを飲むことです。好きなブルワリーがある方は活用してみてほしいですし、まだ飲んだことがないブルワリーがあればこの機会に飲んでみてほしいと思います。
みんなでこの危機を良い方向へ変えていきましょう。
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。