#ビールで明日を幸せに オンラインでビアフェス開催
一年前、新型コロナウィルスによる行動の制限がここまで長期化することを誰が想像できたでしょうか。この季節は、本来なら全国各地でクラフトビールのイベントが開催されます。
しかし、コロナ禍で実現が難しい中、リアルがダメならオンラインで乾杯したい!クラフトビールを自宅で楽しむきっかけを作りたい!というビールに携わる人々の想いから、緊急企画「#ビールで明日を幸せに Beer Fes @ONLINE」の開催が決まりました。
ビール愛にあふれたメンバーが勢揃い
日程は、2021年5月15日(土)、16日(日)の2日間。初日の「日本編」では、ビール愛&地元愛が止まらない4名のブルワーをゲストに招いて、本音ビールトークやプロが教えるお家ビールの楽しみ方などについて熱く語ります。
2日目は、「世界編」と題して、世界各国のビールを日本へ輸入するインポーターの4名からどのような想いを持って日本にビールを紹介しているのか、また各国のビール事情や裏話、コロナ禍における現在の状況についてもお話しいただきます。
ファシリテーターは、この活動の発起人であるCRAFT BEER BASE創業者の谷和(あい)氏と、開始当初から活動を支援する当協会ビアジャーナリストのこぐねえが担当します。
「#ビールで明日を幸せに」とは?
発起人である谷氏は、2012年より大阪でクラフトビール専門の酒屋兼ビアパブ CRAFT BEER BASEを創業。2018年末より発泡酒免許を取得し、現在は醸造にも携わっています。
この「#ビールで明日を幸せに」 というチャリティ活動は昨年3月末に谷氏が考案。今と同様に厳しい状況の下、笑顔で乾杯できる未来が1日でも早く訪れることを祈りながら活動が始まりました。
当時、新型コロナウィルス感染防止のために始まった外出規制により、全国各地のビール醸造所では、樽詰ビールの消費が落ち込み、売り上げが減少。それにより醸造所には出荷できないビールの在庫が溜まり、新たにビールを造ることが出来なくなっていました。これは、醸造を担当する職人やパブで働く人々の仕事がなくなることを意味します。
谷氏は、「このままではいけない。クラフトビールの文化を未来につなげるために造り手、売り手、注ぎ手、飲み手、みんなが少しずつ意識をして支え合うことでこの危機を乗り越えたい」と考え、業界が1つになって支え合うことを意識できるアイコンと「#ビールで明日を幸せに」 のキャッチコピーを発案します。
同氏は、「ビールを飲む手を止めないこと。今、クラフトビールのために何が出来るか」と自答自問し、オンラインでのビアフェス開催を決意しました。
このイベントをきっかけに、多くの人にクラフトビールを飲んで、楽しんでほしいという想いが込められています。
私達は、1年間コロナウィルスと共存した中で、たくさんの学びと気付きがありました。それらを総動員して、ビール愛に溢れたこのメンバーと新しいビールの楽しみ方を一緒に考えてみませんか?
#ビールで明日を幸せにBeer Fes @ONLINEイベント概要
■日本編
日時:2021年5月15日(土) 16:00―18:00
ゲスト:佐藤航氏(いわて蔵ビール)、鈴木真也氏(横浜ベイブルーイング)、加地真人氏(Y.Market Brewing)、矢野学氏(松江地ビールビアへるん)
・視聴チケットのみは無料 ※クラフトビール無し
・視聴チケット+クラフトビール5本付き 4,500円(税込)*送料込み
■世界編
日時:2021年5月16日(日)20:00―22:00
ゲスト:曽根宏仁氏(昭和貿易株式会社)、Albert Kuwano氏(AQ Bevolution)、藤田孝一氏(ベルギーブラッセルズ)、中川尚哉氏(Laff Import/Export)
・視聴チケットのみは無料 ※クラフトビール無し
・視聴チケット+クラフトビール5本付き 4,500円(税込)*送料込み
両日ファシリテーター:谷和氏(CRAFT BEER BASE)、こぐねえ(ビアジャーナリスト)
*このイベントはZOOMでの開催となるため、参加には無料の登録が必要です。
#ビールで明日を幸せに
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。