【JBJAChannel】スタイルを知ろう!ニューイングランドIPA・ヘイジーIPAってどんなビール?
ビールに愛された皆さまへ!
今日公開のJBJAChannelは、
目次
ビアスタイルを研究 NE IPA・HAZY IPAってどんなビール?
というテーマでお送りいたします。
濁りがすごい。香りがすごい。旨味がすごい。
その作り方には秘密があり、ただ濁っていればいいというものではありません。その作り方からビールを作る人がホップに寄せたリスペクトを、今度は私たち飲み手としてはブルワーや生産者に対しての敬意をこめて、
「牛乳みたいに、よく噛んで飲みたい」
というほどにじっくりと味わって飲みたくなるという尊重の連鎖が生まれます。
(飲み過ぎると、この連鎖から外れますよ!)
水や酵母、原材料の選択ら始まりますが、ホップの投入回数やタイミングなど、様々な工夫を凝らして、ホップの香りや味わいの魅力を最大限に引き出したのが、NEIPA・HAZYIPAです。ただ濁って入ればいいわけではなく、場合によっては濁りが見られないこともありますよ。
伊勢角屋麦酒 Neko Nihiki (ねこ にひき)
ヘイジーなNEIPAを飲むにあたり、チョイスに迷いましたが、日本のクラフトビール界では先駆者でありそしていち早くスタンダードになったNeko Nihikiにおいて他はないと確信し、今回取り上げることに致しました。
最初はCulmination brewing(カルミネーション・ブルーイング)とのコラボで、カルミネーションさんのカラーが出ていたように思えた味わいが、どんどん伊勢角屋カラーになっていく過程が良かった!
このNeko Nihikiは最初のうちは大人気すぎて、ビアイベントでは一番最初に並びに行ってすぐに飲まないと売り切れてしまうし、クラフトビール酒販店では「お一人様1本まで」と張り紙をされているほどでした。
今の「宇宙戦争」(宇宙ブルーイングのビールの購入時のアクセス・注文スピードを問われる購入合戦)ほどではないにしても、これほどまでに支持を集め、そしてそれがずっと続いているNEIPAもなかなか無いのではないでしょうか。
BREWDOG HAZY JANE (ヘイジージェーン)
偶然にも、我らがMCの川端ジェーンと同じ名を持つ、HAZY JANE。いつものように、変な唄を歌ってしまいます。そこはちょっと冷たいようですが、笑顔でガン無視して続けます。
こちらはホップを使わせたら世界一ともいえる、ブリュードッグです。もう、素晴らしく洗練されたNEIPAの完成形を見せてくれます。
色々迷ったらこちらをお飲みください。間違いなく期待に応えてくれます。
モルトの甘みはあまり濃すぎず、柑橘系のホップが香り高くシルキーで滑らかなマウスフィールで抵抗感なく喉を落ちていきます。アルコール度数5%というのも、飲みやすさにつながるのですが、
「でもよく噛んで飲みたいよね」
と思わせる重みがあるのです。飲みやすいけど、飲みすぎ注意です。
NEIPAの人気はずっと続くでしょう
ホップの魅力を最大限に生かした、ジューシーでシルキーでヘイジーなNEIPAは、ホップヘッズ(ホップの熱狂的愛好家)たちの心を掴んで離さないことでしょう。私たちは、沢山のビアスタイルの中からビールを選ぶことができるようになった素晴らしい世の中を生きていますが、アメリカンなウエストコースト系のマッチョなIPAが世界を征服する中で、ふんわり優しい香りの高い、旨味の塊のようなNEIPAがしっかりと台頭してくる様を見てきました。
次の流行も、どこからか出てくるのでしょうか。でもNEIPAは、きっと不変な存在となって、いつまでも私たちビアファンを楽しませてくれることでしょう。
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